コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

野幌の散歩

2007年04月18日 | 野幌森林公園
昨日(4/17)は風は強いが暖かそうな陽気なので、野幌森林公園に行ってきました。
昨年は6月に行ったのですが、早春はどんな様子かな? というわけです。
大沢口から入って大沢コースを使い大沢園地へ。
四季美コースをたどって元の大沢コースに戻り、大沢口に出ました。
(森林公園のHPが新しくなりましたが、コース案内は簡略化されてしまっています。)

全体的に雪は融けていますが、クロカン名残の雪が残り、日陰ではざく雪がまだあります。
ウオーキング用の靴を履いていったので、雪の上はいささか歩きにくい。その代わりいい運動になる。

まだ葉が出ていない樹間にキツツキ(アカゲラ、コゲラ)やカラ(シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ヒガラ)が目につきます。
開けた草地でオオマシコかギンザンマシコらしき鳥がいましたが、写真には撮れず、残像だけなので確証はありません。
クマゲラ(?)のドラミングも響いていました。
山鳩の声も聞こえます。

花類はまだまだで、下の写真のように、気の早いミズバショウやエゾエンゴサク、名残(?)の福寿草、それにザゼンソウだけでした。





今日は夕焼けがとっても綺麗でした。

小さな疑問

2007年04月16日 | よろず覚え書き
外歩きに誘ってくれるような天候になってくれません。
そこで、ぼ~っとこんなことを考えています。

人類の拡散
 人類の起源はアフリカで、約5万年前にここから世界各地に拡散していったというのが定説になっています。
 そこで小さな疑問が。
 いったい何人ぐらいの集団で出発したら、モンゴル、アリューシャン、北米、中米を経て南米の南端まで行き着けるのだろう?
 途中に他の人類は居なかったことになっているから、混血というのはあり得ない。
 とすると、近親関係にない、遺伝的に異なる数部族あるいは数家族以上で出発しないと、純血種同士の交配をくり返すことになるから絶滅の方向に向かってしまう。

すなえ を見学

2007年04月13日 | よろず覚え書き
「sand picture 沙寫」村井隆之作品展、に行ってきました。
場所は丸井今井南館5Fの札幌スタイルデザインギャラリーなのですが、
十ん年間札幌の街中をふらついたことがなかったので、「丸井今井南館」なるものの所在が不明瞭。
大通り地下駐車場に車を置き、ふらふらとかろうじて目的地に到着。
ちまちまっとしたコーナーに sand picture なるものが展示されていました。

ふーん、と大して関心もしなかったのですが、店番のおねーさん(失礼)に教えられて額縁をひっくり返したら。
あーららら不思議。下にあった砂が上から降ってくるのですね。
少しずつ、少しずつ、降り積もってくる風情はなかなか面白い。
じっと見ているといろいろな想像がかき立てられます。
場所、時間、明るさ、一人か、二人か、家族ぐるみか、仲間と一緒か、などなど。
雰囲気によって自分に射影してくるものが違ってきそうです。

二枚のガラスの中に砂時計用の砂程度の粒度の砂を挟み込み、
粘性の低い液体(シリコンオイル?)とわずかな気泡を加えてあるらしく、
砂粒の密度、粒度、形状、湿度、ガラス板の間隔、媒体(液体? 空気?)の密度に工夫があるらしい。

動かないものではアメリカインディアンが作る砂絵がありますね。
ガラス瓶に、色の違う砂を何層かに積み重ねて詰め、
上から瓶の内壁に向けて細い棒を突き込んで内壁に模様を描くものです。
こちらはできあがり品に変化を加えることは想定していません。

スノーボール(またはスノーグローブ snowglobe)を疑似二次元にしたものといっていいでしょうか。

美瑛で農家も(を?)やっておられる村井さんのこれらの作品はアラブ方面からヒントを得た(間違っていたらごめんなさい)そうです。


宮島沼へ

2007年04月12日 | 野山
今日は美唄の西端、石狩川沿いの宮島沼に行ってきました。

札幌北インターから高速に乗って三笠インターで降り、峰延町から275号線で月形大橋手前の目的地まで。1時間足らずで着きます。
ここはかつては「石狩泥炭地」であったのですが、明治期に入って入植者により稲作地帯に作り替えられたのだそうです。
「宮島」の由来は明治24年に入植した宮島佐次郎さんに因むものだとのこと。石狩川流域には多数三日月湖が散在しますが、宮島沼の成因は不明です。
いずれにしてもここを有名にしているのは「日本最大・最北のマガン寄留地」であることです。

マガンは冬に北から日本に渡ってきて、宮城県の伊豆沼周辺湖沼群(伊豆沼、内沼、長沼など)や蕪栗(カブクリ)沼まで下がり、春を迎えると逆ルートで、北海道ではウトナイ湖や宮島沼を経てロシア圏に戻ります。子育てはロシアです。
今が北への(カムチャツカへの)渡りの最後の時期です。
チベット高原~中国~ベトナム・朝鮮半島ルートの渡り鳥群とは別なのですね。

朝から餌をとりに田畑・野原へ出かけていったガン・カモ・ハクチョウは日の入り時に戻ってきます。通勤といったところでしょうか。
鳥さん達、来冬もインフルエンザを持たずにおいで下さい。

   
(左)宮島沼 水鳥・湿地センターです。コンパクトでいいと思います。
  ここで貰える、宮島沼発行の「宮島沼ガイドブック」(小さな沼から世界が見える)は可愛らしく要領良い案内です。
(右)ピンネシリから増毛方面です。山は当然まだまだ冬景色です。


行ったのは夕方ではないので、鳥さん達は出勤中であまり在宅していません。所在なくハクチョウ艦隊を眺めていました。
(左)左から5羽登場。入港を目指すのか? 出港中の2羽あり。
(中)次第に接近してきたが・・・
(右)手前の2羽に「どこの国のもんだ?」と誰何され鳩首相談中。
5羽は多分幼鳥で2羽が夫婦ものらしい。その後5羽は無事入港できました。



沼は2/3以上の氷が融けています。結氷割合とガン・カモ・ハクチョウの飛来状態には強い相関関係があるそうです。
たくさんの鳥の様子は看板で我慢して下さい(できればも一度訪れる予定)。
沼近くの道路脇はずーっとシラカバの純林が続いています。

宮島沼の公式紹介サイトはこちら

夏タイヤに取り替えたので

2007年04月08日 | よろず覚え書き
夏タイヤに取り替えたのでちょろちょろ動き回るつもりです。
1.宮島沼に行く。
 鳥たちの北帰行が終わる前に行くつもり。
2.なんやかやの個展や展示会に出かける
 以下の案内は楽葉窯主人のブログからの転載です。
 「とんぼ玉・トンボ玉・蜻蛉玉」
   期間2007年4月25日(水)~5月6日(日)
   実演日:4月28日・29日 5月3日・4日・5日6日
      AM11:00~PM16:00
   場所 ギャラリー喫茶はのん
     夕張郡長沼町西1線北15
     tel/fax 0123-89-2839
    (定休日:月・火)
 「sand picture 沙寫」村井隆之作品展」(今週末までなので急がなくては。)
   期間 2007年3月17日~4月15日
      10:00AM~8:00PM(日曜は7:30PMまで)
   場所 札幌スタイルデザインギャラリー+8111 (入場無料)
     札幌市中央区南1西1 札幌丸井今井南館5F
     tel/fax 011-208-7661
3.当別や黒松内に春の花を尋ねる


雪はおおかた

2007年04月05日 | よろず覚え書き
春分の日もとうに過ぎたので夕日が手稲山の北方向に沈むようになりました。
四国を車で走り回っていた頃、ちょうど春分の日の夕方に菜の花越しに夕日が見え、ふと振り向くと月が昇ってくるのが見えました。
「菜の花や 月は東に 日は西に」というのは、まさに見たままを句にしたんだな~と妙に感心してしまいました。
北海道ではそうはいきませんね。



札幌気象台が数日前に積雪ゼロとの報告を出していました。
例年より一週間早いんだそうです。
書斎から見る北高のグラウンドもおおかた雪が解けて地肌が見えています。
でも今日は少し荒れ模様。強い風と時折の雪です。こうして一歩々々本当の春になっていくのですね。
昭和35年に千葉から札幌に来たとき、4月で雪~!?とびっくりした記憶があります。
勿論その後は当たり前に思っていたのですが、今年はあらためてここは北国なんだな~と思った次第。

今週月曜には車も夏タイヤに変えてしまいました。

雑談

2007年04月02日 | よろず覚え書き
* 地方選の宣伝カーがかしましい。現職の北海道知事は中央官庁の飼い猫? サミット誘致を呑まされたようだが貧乏北海道にお金があるのだろうか? 会場提供でどこが儲かるのか、裏面への監視を。
* TVの民主党のCMは前回よりメッセージ性はベターだが、最後に党首が出てきてぶちこわし。
* TVの春マック(?)のCMを見るたびに、蚊が暴れているように見える。
* フィギュアスケートに続いて世界水泳の放映。食事時なので、仕方なく見ていたが録画が多すぎで時間が長すぎ。応援団も不要。
* 上の影響でプラネットアースを見損なった。再放送を狙おう。

備前焼の

2007年04月02日 | よろず覚え書き
3月20日、石の蔵ぎゃらりい・はやし に行ってきました。
楽窯窯の作陶展「棚の中」展を見るためです。
楽窯窯は松山時代の教え子が山部で開いた備前焼の窯です。
本人は焼き物を中心に多様な活動を富良野・山部で展開しています。
今年はご夫婦にあおちゃん、ナオミチに会いに行くのを楽しみにしたいと思います。