http://hiyoshitaisha.jp/restoration/
県教育委員会は、全国有数(第四位)の重要文化財などの優れた価値、魅力を県内外に広く発信する近江の仏教美術等再生事業の一環として、国宝・日吉大社東本宮本殿(大津市)の修理現場を一般公開する。普段見ることのできない修理現場に、見学用通路を設け、伝統的な屋根葺き替え作業を見学してもらうもの。
期間はいずれも九月一日から来年二月中旬までの午前九時~午後四時の間、見学通路から一階屋根を間近に見ることができる。修理現場の見学は無料だが、境内の入苑協賛料または拝観料が必要。
このほか、文化財職員の説明、檜皮葺職人の指導による檜皮葺体験会が行われる。参加は無料(入苑協賛料または拝観料は必要)。定員は各回三十人。日吉大社東本宮本殿は十一月十八日午前九時半から午後四時まで。http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0010990
光の加減によって葉がエメラルドグリーンや紺色に照り輝いて見えるコンテリクラマゴケ(大津市坂本・日吉大社)
コンテリクラマゴケコンテリクラマゴケ
光の加減によって葉がエメラルドグリーンや紺色に照り輝いて見えるシダ植物の一種「コンテリクラマゴケ」が大津市坂本の日吉大社で見ごろを迎えている。特に朝や夕方は美しく、神秘的な雰囲気を醸し出している。
多年生常緑シダのイワヒバ科の一種。中国原産で、明治時代に園芸用として持ち込まれ、各地で自生するようになった。日吉大社では約10年前から自然に増え始めたといい、東本宮と西本宮の間の参道沿い約200平方メートルで葉を茂らせている。
名前の通り紺色に照り輝く美しさがあり、同大社は「今のところ急激に繁殖する訳でもなく、自然に任せて見守っている。10月中ごろまでは光沢を保ち、見ごろが続くのでは」としている。問い合わせは同大社TEL077(578)0009へ。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20121005000047