城郭探訪

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山城サミット開幕 米原で大会、京極氏遺跡など見学

2015年10月25日 | 戦国山城

山城サミット開幕 米原で大会、京極氏遺跡など見学

米原市の担当者(右)による解説に耳を傾ける参加者たち=同市の上平寺城跡で

写真

 山城跡の魅力に触れ、まちづくりへの活用を考える「全国山城サミット米原大会」が二十四日、米原市内で始まった。二十五日まで。

初日は、上平寺(じょうへいじ)の京極氏遺跡で見学交流会があった。

 上平寺城跡、京極氏館跡などでなる遺跡では、県内外から参加した九十五人が四十五分かけて、麓から標高約六百六十メートルの城跡を目指して登山。現地では市の担当者が京極氏にまつわる歴史について解説した。

 長野県上田市で山城の保全活動をする内田守之さん(78)は「見張らしがとても良く、魅力的な山城」と感心していた。

 この日は番場の鎌刃(かまは)城跡でも交流会があった。

 二十五日は、県立文化産業交流会館で、県立大の中井均教授(日本城郭史)による講演、福井県や岐阜県の城跡の調査成果、まちづくりの活動報告などがある。

(中日新聞)・・・木造康博

 

 本日も訪問、ありがとうございました!!感謝!!

 

 


福満(ふくみつ)遺跡 現地説明会

2015年10月25日 | 遺蹟

滋賀・彦根に5世紀の円墳 初確認、空白期埋める

円墳の全周の4分の1に当たる周濠(手前)が確認された福満遺跡。中央付近に方形周溝墓の遺構も見える=彦根市小泉町

 滋賀県彦根市小泉町の福満(ふくみつ)遺跡で、古墳時代中期後半から末期(5世紀後半~末)にかけての円墳2基を確認したと、彦根市教育委員会が21日発表した。市内で5世紀代の古墳が見つかったのは初。4世紀代と6世紀代の古墳はすでに確認されており、市教委は「間の空白を埋め、市内の古墳の変遷過程を解明する上で貴重」としている。

 同遺跡は縄文期から中世までの複合遺跡。集合住宅の建設に伴い、7月中旬から11月上旬まで約400平方メートルを調査している。

 円墳2基のうち1基は調査地内の東側で、全周の約4分の1に当たる周濠(しゅうごう)(古墳の周囲の溝)を発掘。直径は約25メートルで、市内の古墳では規模が大きい部類に入る。周濠内からは多数の円筒埴輪(はにわ)の破片や、ふた付きの高坏(たかつき)、水などを入れる容器の提瓶(ていへい)といった須恵器、土師(はじ)器類も出土した。

 もう1基は調査地内西側で見つかり、周濠の土の状況から同時代の古墳と推定。また、中央付近では古墳時代前期(3世紀)とみられる方形周溝墓1基の遺構も発見した。

 市教委は、同遺跡の近隣地で過去にも古墳の埋葬施設らしき遺構や、周濠と考えられる溝なども確認していることで、「在地有力者の古墳群がこの一帯で形成されていた可能性もある」と推測する。

25日午後1時半から一般向けの現地説明会を開く。問い合わせは市教委文化財課TEL0749(26)5833。

 

出土品

須恵器 有蓋「高盃」・須恵器 「坏蓋」

左写真・・・須恵器 有蓋「高盃」に「坏蓋」を載せて

遺跡は、埋戻し『土中保存』・・・

所在地;彦根市小泉町大字大王870 map:http://yahoo.jp/ypodNs

参考資料:現地説明会・資料、京都新聞(10/22記事)

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