原子力発電所の心臓部ともいわれる「原子炉」の強度を調べる「試験片」の数が全国的にもあとわずかになっていていることを私たちは指摘してきました。
きょうの佐賀新聞では、専門家の談話として「このままだと原子炉容器の安全評価ができなくなる」と指摘していることを紹介しています。
32年目の運転に入っている玄海原子力発電所は原子炉容器の強度を調べる「試験片」の検査を14年間も行っていません。
九電は、来年には「試験片の検査をおこなう」といっているようですが、しかし、試験片の残り数を聞いても答えません。秘密にする理由は何でしょうか。
九電は、安全に関する情報は公開すべきです。それができないのは、試験片が残り少なくなっていることを認めていることにほかなりません。
その証拠に、試験片の検査間隔は大幅に伸びています。
原子炉の耐用年数は建設当初30年といわれていました。それが60年まで延ばす計画があります。
九電は、安全性の問題について、九電に都合のいいマスコミ宣伝に頼ることなく正確な情報を提供することで住民の安心を得る手法に転換すべきです。それができないならば、原子力発電から撤退し、自然エネルギーに進むべきです。
きょうの佐賀新聞では、専門家の談話として「このままだと原子炉容器の安全評価ができなくなる」と指摘していることを紹介しています。
32年目の運転に入っている玄海原子力発電所は原子炉容器の強度を調べる「試験片」の検査を14年間も行っていません。
九電は、来年には「試験片の検査をおこなう」といっているようですが、しかし、試験片の残り数を聞いても答えません。秘密にする理由は何でしょうか。
九電は、安全に関する情報は公開すべきです。それができないのは、試験片が残り少なくなっていることを認めていることにほかなりません。
その証拠に、試験片の検査間隔は大幅に伸びています。
原子炉の耐用年数は建設当初30年といわれていました。それが60年まで延ばす計画があります。
九電は、安全性の問題について、九電に都合のいいマスコミ宣伝に頼ることなく正確な情報を提供することで住民の安心を得る手法に転換すべきです。それができないならば、原子力発電から撤退し、自然エネルギーに進むべきです。