こんにちは浦田関夫です

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「未払い賃金請求訴訟」裁判

2009年07月03日 07時25分35秒 | Weblog
 昨日は、「賃金未払い請求裁判」で頑張っている進藤病院労組の激励集会に参加しました。 

 進藤病院(唐津市)は07年6月に、医療収入落ち込みによる経費削減の必要性から、従業員の賃金を30%、賞与を多い人で132万円もカットするということをおこないました。

 訴えの理由は、売り上げは13%下がっているものの、経営危機に至る状況ではない。その理由に、役員報酬は引き下げずにいるというものです。

 労働条件の変更については、労働者の多数との話し合いで合意をつくることを法律で定めてあります。それを無視して一方的に押しつけてきたのです。

 現在のトヨタやパナソニックなど日本の大企業がやっているように「従業員に犠牲を押しつけ、経営者や株主は報酬や配当金は減らさない」というやり方に似ています。

 このような、経営陣の不当労働行為に3人の労働者が裁判に立ち上がったのです。

 最近の労働者の中に、不当労働行為をされても「仕方がない」とあきらめにも似た無気力感を感じることがあります。

 「仕方がないと諦めるのではなく、仕方はある」とほかの労働者に希望を持ってもらいたいと裁判を起こしたといいます。

 「みんなは一人のために、一人はみんなのために」という労働者の連帯を感じる集会でありました。

 進藤病院労組の勝利を信じています。
 
 
 
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