こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

危機意識が感じられない

2010年06月10日 05時48分09秒 | Weblog
 昨日は、「国保問題」で議案質疑をしました。

 唐津市は、平成21年度の国民健康保険特別会計は累積赤字が9億円をこえました。
その問題解決に「後発医薬品」(ジェネリック)を使うことで「医療費の抑制になるのでは」と質問したことに、部長は「後発医薬品は2~7割新薬より安い」と答弁したのです。

 唐津市の医療費に占める医薬品の割合は16.7%で20億円です。もし1割でも後発医薬品を使用することができれば2億円の抑制になります。

 二日市市や大分市など多くの自治体で、後発医薬品の「希望カード」を配布して医療費削減に努力しています。
 唐津市でも「希望カード」配布に取り組むべきではないのかと求めたのに「佐賀県と医師会が話し合っている」「県内10市では実施していない」と消極的な答弁です。

 唐津市の国保会計が9億円も赤字を抱えている現実をどうやって脱皮するか、他人任せでいいわけがありません。
唐津市が直接医師会との交渉に出向く時であります。
国保会計を守ることは、医師会・薬剤師会・唐津市・保険加入者にとって共通の願いなのですから。

 そのほかに、国保会計を守る方策として「国・県の責任」「健康診断の受診率向上」を求めました。

 最近、唐津市政が停滞しているように感じます。
洪水対策の「ハザードマップ」の間違い。他人任せの医師会との話し合い。競争原理が働かない「随意契約」。議案質疑後にあった「プルサーマルに係る特別委員会」でのとりまとめに対する市の「取り組み状況報告」でも坂井市長の危機意識が感じられません。

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