こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

七転び八起き

2010年06月23日 09時45分30秒 | Weblog
 市の職員さんも私のブログに立ち寄って頂いて、時々「コメント」を寄せて頂きます。 「誤字がありました」など市役所の廊下で挨拶がわりにことばを交わすのが日課のようになっています。 

 先日、競艇事業の赤字が3月度決算で「1億3000万円の予想が1669万円に縮まること」を書いて「危機感が足りなかった」ことを指摘しました。

 このことについて、誤解があるようですのでもう少し書いてみたいと思います。
 私は「1億円以上もの赤字を圧縮できたことは」市職員をはじめ関係者の協力があってできたことを言いたかったのです。

 ただ、それならば、もっと早く対策を打たなかったのか、そうすれば「赤字でなく黒字で決算できたのでは」と残念に思ったのです。
 今の不景気の中での公営ギャンブルは厳しいものがあります。これまで「黒字経営を続けてきたこと」は努力の結果です。
 3月議会に、田中議員が指摘した趣旨はそこにあったのではないかと私は思います。

 危機管理問題で、一つの例を示します。
 6月1日に発行された唐津市報の「洪水ハザードマップ」が市民から間違いや疑問が指摘されました。しかし、その謝罪と対応策をHPに載せたのは11日のことです。しかし、15日の一般質問で志佐議員が指摘するまでHPの市報の「洪水ハザードマップ」は訂正されていませんでした。

「片方で、頭を下げながら片方では放置する」ようでは「危機感が足りない」といわれても仕方がありません。
 人間には間違いはあります。その後の対応が大事ではないでしょうか。
 市職員のみなさんは、今回の経験を糧に「市民への奉仕の心」で活躍されることを期待します。




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月定例議会で2議案に反対討論

2010年06月23日 06時17分20秒 | Weblog
 昨日おこないました反対討論の原案です。

 私は、日本共産党唐津市議員団を代表して討論をおこないます。
 6月議会に提案された議案の中には、緊急雇用対策に伴うものや学校の耐震化診断及び学校の統廃合に伴う予算も含まれ、一定評価できるものもありますが、議案70号と80号について反対の立場で討論をおこないます。

 まずはじめに、議案第70号「唐津市税の一部を改正する条例について」
「株取引にかかる市民税を100万円以内は非課税にするもの」について反対討論をします。
 財務部長は議案審議の中で「国の法律改正に伴うもの」と説明しました。
民主党政権になっても、これまでの自公政権がおこなってきた「大企業や大資産家への優遇税制政策」をやめようとしていないところに問題があります。
 株取引の税率は「本来20%課税になっていますが、特例をもうけ10%に引き下げ」して優遇しているのに、さらに今回の優遇策を講じようとするものです。
イギリスでは、株式配当への税率は42・5%。ドイツ26.4%。フランス30%。
 いま、アメリカでは、株取引への税率を27,6%から30%に引き上げることが検討されています。
  このように、アメリカやヨーロッパでは、金持ち優遇の税制が、貧富の格差の拡大に追い打ちをかけ、カジノ経済を助長したとの反省から、その是正がはかられているのです。
 日本もこういうところを見習うべきであります。
 額に汗して働く国民が払う税金よりも、ぬれ手で粟(あわ)の株取引でもうけて大資産家の払う税金が低いというのは納得できません。まして、消費税の増税は許すわけにはいきません。

 議案第80号国民健康保険条例の一部改正の専決処分のうち、最高限度額引き上げについて反対の討論をします。
 今回の議案の内容は、医療分と後期高齢者支援金分を合わせて59万から63万に4万円引き上げ、介護分と合わせると昨年度に比べ5万円負担増の73万円に引き上げるものです。
 反対理由の第1は、過大な負担増の問題です。
 国保税 限度額の引き上げは、この11年間だけでとっても53万円から73万円へ20万円も引き上げられることになります。
 今回の値上げで、約800世帯の3000万円を負担増を求めとの説明があります。
 40歳代で4人家族で所得が200円の世帯が払う保険税は39万円で所得のほぼ20%も占めることになっています。
 休業、廃業、倒産に追い込まれる自営業者、年金のやり繰りも限界に達している年金生活者、正規職に就けずアルバイト・パートでしのぐ方、また求職活動中の方たちから「高すぎる国保税を引き下げ、暮らし応援の市政を」という声は切実であります。
 今回の改正の最高限度額引き上げについて、市民環境部長は、「中間所得層世帯の負担の軽減と応分の負担で国保会計の収入を増やす」ためと説明しますが、中間所得層への具体的な軽減については説明がありませんでした。
 「応分の負担」といわれますが、所得500万円以上の中間所得増には、ますます大きな負担増が課されることとなります。
 今回の値上げで、市民の暮らしをますます疲弊させ、収納率低下、また保険税の値上げという悪循環の繰り返しを招くことになります。
 負担を増やすのではなく、いかに市民の暮らし・医療を守るのかが問われている今、限度額引き上げを強行すべきではないと考えます。

 反対理由の第2は、保険料値上げの議決の方法です。
 3月議会の国民健康保険会特別会計予算では、「限度額引き上げを想定」して負担増を含んだ予算案を提案していました。
その時点ではまだ限度額引き上げの政令は公布されていないにもかかわらず、事実上限度額引き上げとなる予算を先に計上し議決させ、後で専決処分で、限度額引き上げをするやり方は、国の方針の先取りまでして値上げを強行すもので、「議会制度を無視したやり方」と言わなければなりません。
 「どうせ可決されるのだから」との判断があったとすれば許されるものではありません。

 国民健康保険のもう一つの改正である、倒産、解雇、雇い止めなどによる離職者に国保税の算定額を前年の給与所得の「100分の30」に軽減する内容が含まれています。
それは、「非自発的失業者に対する軽減措置」の新設については当然の措置であります。
 倒産、解雇などの予期できない理由によって突然職を奪われ、再就職する期間も準備する間もない離職者にとって、高すぎる国保税の引き下げは国民の運動の成果でもあり、前進した改正と評価していますが、失業中の方たちは、収入が全くない中で、保険税の負担は重い負担となります。
 今回の「軽減措置」をもっと周知をはかり、負担軽減策をさらに講じ、申請手続きを簡素化し、迅速に行うよう求め反対討論とします。

 賛成討論をしたのは、中村議員でした。
 討論では、市税条例については「国が決めたこと」国保の限度額引き上げ専決処分は「議員に説明があった」と議会のあり方や市民の国保税の重圧感を感じない発言に終始しました。

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン