自民党の高市早苗政調会長がまた暴言を吐きました。
17日の講演で「福島原発で事故が起きたが、それによって死亡者がでたわけでなない」と講演し、再稼働すべきだと強調したそうです。
菅義偉官房長官も「(発言の)前後を見ると、問題発言ではなかった。現に死亡者がなかったのは事実だ」と擁護しています。
現実は、福島原発事故で今でも15万人の方が避難生活を余儀なくされています。
事故当時、病院や養護老人ホームからの避難途中や避難先で多くの方が疲労のため亡くなられていまることについて高市氏はどう理解しているのでしょうか。
「しゃべり方が下手」ではすまされない問題です。
そういう体質を抱える自民党安倍首相は原発再稼働と原発輸出にまっしぐらです。
原子力規制委員会は、「新基準」をきょう発表し、九電は川内と玄海の原発4気の再稼働申請をします。
規制委員会は、福島原発事故の原因究明もしないまま、自民党は「福島の事故はたいしたことがない」と再稼働へまっしぐら。
こんなやりかたでは、「第二の福島」の再来になることは目に見えています。
原発からの撤退こそ安全な日本をつくることになります。