参院選も後僅かとなりつつあります。
今朝の新聞では、「改憲勢力が3分の2濃厚」(今朝の佐賀新聞)と報じています。
国民は、本当に「憲法改正」を望んでいるのでしょうか。
自民党・公明党は、「改憲」については一切語らず、一人区での野党選挙協力を「野合」と批判に力を入れています。
政党はそれぞれ、方針(綱領)のもとに政党をつくっているので違いがあって当然です。
今回の野党共闘は、「立憲主義と平和主義、個人の尊厳」を守ることをもとに、4野党と市民が共闘しているものです。
「憲法を守ること」は、たとえ国会で多数を握ったとしても、守らなければならないものです。
それを安倍内閣は、安保法制関連法を強行採決して、「平和の抑止力」といいながら、海外で戦争する国にしてしまおうとするものです。
こんな事が許されるならば、憲法が憲法で無くなります。
野合と批判する、自民党こそ旧社会党と連立を組み村山内閣をつくって政権に就いた反省は無いのでしょうか。公明との票欲しさに、「税金のバラマキ(給付金)軽減税率」を受け入れています。
公明党も、「平和の党、福祉の党」を旗印にしながら、その党是がズタズタにされてているのに、政権にしがみついています。
他党批判をする前に「政党としての王道」を語って欲しいものです。