2014年以来、毎年8月にジュネーブ軍縮会議で核兵器廃絶を世界に訴えてきた日本の高校生平和大使の演説が今年は見送られたそうです。
今年の高校生平和大使には15都道府県の22人が参加。21~22日にジュネーブの国連欧州本部などを訪れ、22日に軍縮会議を傍聴し、過去3年連続であった演説は中止されたそうです。
ジュネーブ軍縮会議の日本政府代表部は、「軍縮会議の議事上、適当でないと判断した」としています。
日本政府が核兵器禁止条約について、演説で言及されることを恐れたのではないでしょうか。
8月9日に総理に面会したヒバクシャの代表から「あなたはどこの国の総理ですか」発言がありました
高校生が使命感を持って取り組んでいるのに発言をさせないとは、日本政府の対応は非常に残念です。
長崎被災協の田中重光副会長さんは、「日本政府の言う平和というのは口先だけで、実行を伴わないということが証明されたのではないか。子どもたちの活動をおとなが邪魔するとは」と語ったそうです。
憲法9条を持つ国としてとても残念です。