昨日の午前中、党唐津市議団と柴田哲(あきら)副市長との懇談をおこないました。
柴田副市長は、7月に就任しましたが唐津市とは馴染みがなく、党議員団として「率直に意見交換をしたい」とお願いしたものです。
懇談は、30分の予定が1時間近くに及びました。
柴田副市長は、前佐賀県監査委員事務局長を退職して唐津の副市長になられました。
その間、36年間の県庁務めでは幅広い分野を担当されてきました。
柴田副市長は、「唐津について知らないからこそ、素朴な気づきを大切にしたい」と唐津市政に向き合う姿勢を語ってもらいました。
党議員団からは、「憲法と地方自治の精神を中心に市政に望んでいる」ことを率直に述べました。
副市長との懇談は、国土交通省からの出向だった岡本雅夫副市長の時も懇談をおこないました。
午後からは、9月議会に上程する意見書の調整会議(任意での各派担当者で構成)があり、党議員団から提出した「核兵器禁止条約に署名し批准することを求める意見書」は、同意が得られませんでした。(議会運営委員会の提出には全会派の同意が必要)
「核保有国と非核保有国のパイプ役を担っている日本が批准する事は色をつける事になりまずいのでは」「必要性は認めるが他の自治体の動きを見て」「国防に関する意見書にそぐわない」などの意見が出され、私もかなり譲歩しましたが、この意見書を出すこと自体に抵抗されました。
私は以前から、任意の調整会議そのものが「事前審査」となっていると指摘しています。言論の府である議会は、本議会で賛成反対の意見を述べ賛否を問うべきではないでしょうか。