台風15号による千葉県を中心とした大規模停電は、発生から3日目となった11日も同県では依然として約39万4000戸の停電が続き、全面復旧は13日以降になる見通しと報じられています。
なぜ全面復旧は大幅にずれ込むことになったのでしょうか。
背景には、東京電力の見通しの甘さに加え、経験不足があるといわれています。
東電は当初、10日の段階で11日中の完全復旧を掲げていました。
しかし、落雷による作業中断や想定以上に現場の作業量が膨らみ、11日中は難しいとの判断の修正をしました。
一般的な停電では、損傷した部品の取り替えだけですが、自然災害の場合は、倒木の撤去や電線が建物に接触している場合は、電線の引き離し作業もあります。
そのため東電は、自然災害に経験がある北海道電力や九州電力などに樹木伐採の作業者を含む復旧要員の追加派遣を要請し、復旧を急ぐ事にしています。
被害に遭われた方にお見舞いと一日も早い復旧を願うものです。
電気と水は、生きるための「命綱」です。
エアコンが使えず、熱中症で亡くなった方もおられます。
停電で、断水やお店もガソリンスタンドも閉店し、携帯電話の充電に1時間も並ばなければいけないとも報じられています。
国民が苦しんでいる時に、安倍政権は「内閣改造」ではなく、電力の一日も、1時間でも早く復旧に全力を尽くして欲しいと思います。
写真は、タイから買った花の種を播いていましたら咲きました。
日本と同じような品種のようです。