河野太郎防衛相は、自民党総裁選挙受けた新内閣発足直後の10月に「解散・総選挙」の可能性があるとの見方を示したと今朝の新聞は報じています。
その理由が、世論調査で安倍政権の支持率が軒並み急上昇しているのに現れています。
「辞任表明してくれてありがとうという」という意味かと皮肉に感じてしまうぐらい、不思議な現象です。
なにしろ8月下旬まで、内閣支持率は軒並み3割台でした。
その理由は、どの調査でも政府のコロナ対応を「評価しない」が6〜7割を占めていたことにはっきり現れていました。わずか10日ほどでひっくり返るのはどういう国民の気分や感情が変化したのでしょうか。
その原因は、マスコミにあると思われます。
テレビが朝から晩まで安倍政権の礼賛と自民党総裁選一色で「テレビジャック」状態です。
国政選挙のたびにテレビ報道が減っているにもかかわらず総裁選は連日連打、しかも多くは安倍政権の7年8か月の「実績」の垂れ流しです。
一方、野党の立憲民主党と国民民主党の統一に伴う「代表選挙」はごく僅かの報道のため、立憲も国民も支持率は低迷しています。
こうした報道が、安倍政権の支持率を押しあげ「10月解散・総選挙」の方向に動いているのではないでしょか。
自民党は、誰が総裁になろうとも、政治の行き詰まりを背負っての船出となります。
「総選挙」で、政治を転換する絶好のチャンスにしたいものです。
今日の議会は、「議案質疑」二日目です。
昨日は、最大会派の志政会だけの議案質疑で午後3時半頃で終わりました。
今日は、第二会派の清風会から諸派までの予定です。
私は、入院の関係もあって議案質疑はしません。
一般質問は、16日(水)10時の予定です。