こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

利己主義なのか

2020年09月17日 06時04分16秒 | Weblog

 

昨日、一般質問をすることができました。

私は、原発から出る「核のゴミを受け入れない条例」を作るように求めました。

原発から出る高レベル放射性物質(核のごみ)の最終処分地選定で北海道の寿都町長が8月「文献調査」受け入れを表明に続き、9月には、同じ北海道の神恵内村議会に「(文献調査)の受け入れをめざす請願が出されています。

 いずれも「財政の圧迫と人口減少対策」からくるものです。

唐津市の、2016年4月に岸本前玄海町長が「選択肢の一つ」と表明。

同じく10月には鎮西町串地区の有志から「中間貯蔵施設受け入れ」の陳情が

されました。

全国には、20以上の自治体が「受け入れない条例」をつくっています。

私は、この条例が「誘致の抑止力になる」と制定を求めたものです。

峰市長は、「核のゴミは国民全体で取くまなければならないこと」「(条例を作ることで)自分だけ良ければ良いという利己主義になってはいけない」と条例を作ることを拒否しました。

 産経新聞によると、全国の都道府県の4割に当たる20の道府県が「最終処分場を受け入れない」と表明しています。

 これらの自治体は「自己主義(わがまま)」な考えなのでしょうか。

本来、「核のゴミ」は、原発エネルギーで利益を上げている事業者である電力会社が率先し解決を図らなければならないことです。

それを推進した国の責務です。

それを「国民の連帯責任」と「利己主義」にすり替えるのはお門違いの主張ではないでしょうか。

 

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菅内閣が発足したけれど

2020年09月17日 05時47分29秒 | Weblog

 

 今朝の新聞は、「菅内閣発足」を多くの紙面を割いて報じています。

 菅総理大臣をマスコミは「たたき上げの庶民派苦労人」と持ち上げていることが気になります。

菅氏は、総裁選で「先ず自助、そして共助、最後に公助」と強調しました。

本当にそうでしょうか。

菅氏の政治団体には2018年度分で、1200万円の政党助成金を受け取っています。

 国民には「自己責任で」といいながら、自分の政治団体には「国から」年1200万円も手に入れています。月にすると100万円です。

これは国会議員としての歳費とは全く別の「公助」に他なりません。

 自分は「公助」を受けながら、国民には「自己責任」を押しつける。

こういう人を「苦労人」と呼べるのでしょうか。

モリ・カケ・サクラは、「済んだこと」と不問です。

国民は、原因究明と再発防止を求めているのに応えようとしません。
 私たち日本共産党は、政党助成金という「公助」を一切受け取らず、「国民にこそ公助を」と訴えています。

国民の皆さんと一歩一歩政治を前へすすめる活動は変わることのない信念です。

 写真は、新庁舎の工事風景です。

重機が運ばれています。

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