原子力規制委員会は14日、柏崎刈羽原発の「運転禁止命令」を出しました。
核物質防護を巡る一連のずさんな対応は、福島原発事故から10年経過しても変わらない東電の「安全軽視」の体質を厳しく指摘したものです。
東電の不始末は目に余るものがありました。
安全対策よりも「利益優先」によって、福島原発の安全対策を怠ったことも指摘されています。
原子力制御室に、他人の入室カードで入室していたことも報じられています。
「運転禁止命令」は、原発が稼働して40年以上の歴史のなかで初めての出来事です。
「玄海原発は大丈夫なのか」と思ってしまうのは、私だけでしょうか。
九電は、他山の石として教訓にして欲しいものです。
原子力規制委員会の更田豊志委員長が24日と25日に玄海原発の現地視察と周辺自治体首長との意見交換会が、首都圏でのコロナ感染拡大によって「延期」になったそうです。
写真は、新庁舎の基礎工事を控え室から見たものです。