今朝の新聞は、75才の夫婦世帯で年収320万円の窓口負担を来年度後半から1割から2割に 引き上げる法案が今国会で可決する見通しであることを伝えています。
コロナ禍のどさくさに紛れて、これではお年寄りは医療を控える方が増えるのではと思ってしまいます。
理由は、「現役世代の負担軽減」のためとされています。
しかし、その軽減は74才以下の人口で割ると1人あたり「700円程度」と記事では伝えています。
政府は、「2割程度では効果がない」とさらに、次の負担増を計画しています。
保険制度とは、「リスクを相互に補う」ものです。
75才以上の方を、無理やり「後期高齢者医療制度」にしたことで、現役世代と高齢者を対立させる仕組みをつくり出していマス。
弱者に寛容な政治こそ安定した社会が保たれると思います。
写真は、知人からイチゴを沢山頂きました。