2021年12月 一般質問 趣旨
浦田 関夫
1) 再生可能エネルギーの取り組みについて
(市長・政策部・農林水産部・経済観光部)
趣旨】 再生可能エネルギーの推進は重要な施策だが、情報公開と住民理解が大事である。
質問】
①七山風力発電における市の対応について
・県は「現状では、保安林の解除は困難」としているが、「業者は諦めていない」と聞く。
計画場所は市の所有地で保安林でもある。市の明確な対応が事業の進展を左右する。
タダ同然の借地料と自然災害の危険にさらされかねないので「風力発電計画」にキッパリと「土地は貸さない」と方針を示すべきではないか。
②鴻巣におけるバイオマス事業計画について
・概要と進捗状況
・隣接地(西唐津・中山町)住民への説明がなぜされていないのはなぜか
・燃料の運搬(ルート・一日の運搬量と搬入時間)による交通渋滞やホコリなどの影響について
・稼働中に「CO2発生」はないのか
③玄界灘での洋上風力発電計画について
・11月2日、佐賀県を含む3県10漁協は、海流や洋上の風が変わり死活問題」と「計画中止」を求めて佐賀県と市に「抗議文」が出された。
14日には、サーフィン愛好家100人に県が説明し、「波への影響と景観への危惧」から、サーファーの有志による「反対署名」にかかったと報じられている。
市は、これらの動きにどのような対応を考えているのか。
・七ツ釜は、計画区域から1.5㌔しか離れていない。景観を損なうのではないか
・漁業者からは、風車の間隔が1㌔では「漁はできない」との声もある
・基礎工事での濁りや騒音の漁業や住民への影響調査はされているのか
・漁協やサーファー、関係住民への説明どうしているのか
2)玄海原発での相次ぐ事故発生について (市長・政策部・総務部・消防)
趣旨】玄海原発の敷地内で相次ぎ人身及び火災事故が発生し、市民に不安と心配が広がっている。
核燃料を扱う施設内での事故はあってはならない。作業に対する緩みがあるのではないか。九電への毅然とした対応を求める。
質問】
・2018年から、市に通報のあった人身及び火災件数と内容
・これまで度々人身及び火災が発生している、市はどのように考え、対応しているか
・16日火災は、消防への通報が20分も遅れた。このことについて市の対応
・市として、九電に「原因の検証と再発防止を求める要請書」を出すべきではないか
3)国保税の「均等割り」課税について
市長・政策部・市民部
【質問趣旨】
国保税は、「払いたくとも払えない」といわれるほど重い国保税の原因の一つに「均等割」がある。「均等割り」は、世帯人数が多いほど保険税が高くなる。
しかも、負担能力のない子供にも課税されているので、改善を求める。
【質問】
・国保と、協会けんぽや健康保険との違い(課税の仕組み)
・税負担能力のない子供に「均等割り」を、なぜ課税するのか
・国は、2022年4月から「未就学児」の均等割を5割削減する制度を始める
市で、「未就学児は非課税」と「就学児から18歳までの半額」を実施した場合
対象人数と金額はいくらか
・「国保税軽減」と「子育て支援」の観点から、基金や一般会計を使っての実施ができないか。
以上が、私の一般質問の趣旨と質問項目です。
発言時間は、午後2時前後になるのではと思われます。
質問時間は、答弁を含め70分です。
発言順番は4人目となります。
写真は、庭にある黄色い南天の実です。