昨日は、一般質問が終わりました。
今回驚いたのは、九電の事故を小さく見せようとする姿勢です。
一つは、今年11月の火災事故で20分も消防に通報が遅れてい事が「電波が届かなかった」ということです。
新聞報道にもその事は書かれていませんでした。
もう一つは、11日の「緊急時対策棟」の建設作業中に重さ90キロの鉄筋がクレーンから落下し、下にいた労働者2人が負傷し事故です。
九電の発表では「二人は救急車で運ばれた」ということでしたが、実際は、一人は「ドクターヘリ」で佐賀の病院に運ばれていたことを九電は市に説明していたのです。
これまでも、事故の場合の表現に「接触」と表現し、事態が余り大きいものではないように見せかけようとしています。
その裏には、特定重大事故等対処施設を早く完成させ、3・4号機の運転停止だけは避けたいと、「工期先にありき」で安全対策がおろそかになっているのではないでしょうか。