今朝の佐賀新聞に、「企業物価10%上昇過去最大」とあります。
企業のコストが物価に転嫁され、消費者に負担がかかっていることを報じているのです。ウクライナ情勢で、原油や原材料の高騰に加えて円安が原因と分析しています。
「悪い物価上昇」として賃金が上がっていないことを挙げています。
私は、「円安」を放置したまま「賃金の上昇」に手をこまねいている岸田政権の失政にあると思います。
「円安」は日銀を「子会社」と言ってはばからない安倍元首相アベノミクスの失敗を引きずっていると思っています。
企業の内部留保が「過去最大」になっても、「賃金や下請けに回せ」とは云わない。
なによりも、6月からの年金は「引き下げ」です。
9月からは、75歳以上の医療費は「1割から2割負担」になります。
これでは、「弱くて冷たい経済」と云わなければなりません。
これらに、何一つ手をつない岸田政権は「政権担当能力がない」のではないでしょうか。
私は「やさしく強い」経済を望みます。
写真は、先日訪ねた「小川島」と「呼子」です。