ある主婦の嘆きを聞きました。
この方は、マイナンバーカードを作ったら「買い物に使える2万円分のポイント」がもらえると思って申請されました。
しかし、いざカードを渡された職員から「電子マネーに2万円をチャージしないと5000円のポイントは貰えません」と聞き愕然。
「なぜ、5000円貰うのに2万円が必要なの」と聞くと、担当職員は「決まりですから」の一言。
「そんなこと一言も宣伝していないじゃない」と言い返しそうになったそうです。
「これでは、○○スーパーに支援しているようなもの」と憤慨していました。
担当職員は、申し訳なさそうにしていたといいます。
「マイナポイント」事業は、「2万円分のポイントが付与される」という謳い文句で大々的に宣伝しています。
申請すればすぐに買い物に使えるポイントをもらえるのかと思ってしまいそうですが、実はそうではないのです。
政府は、さまざまな施策を用いて普及を推進しているマイナンバーカードですが、説明しない「落とし穴」が在ることも知っておく必要があります。
銀行口座との紐づけで7500円のポイント。
銀行口座や証券口座がマイナンバーと紐づけされることで「政府に自分の資産状況を把握されてしまうのでは?との不安もあります。
保険証との紐付けで7500円のポイント。
個人の健康状態が把握される可能性があります。
マイナンバーカードの申請は、義務ではなく任意です。