憲法が暮らしに生かせる政治を

　 昨日は、第71回目の「憲法記念日」でした。
議員団として、井上ゆうすけ県議と福島なおみ市議と3人で市内と玄海町～肥前町～北波多～相知町～厳木町へ出かけ、街頭から安倍政権の改憲に反対し、憲法が暮らしに反映できる政治を取り戻すことを訴えました。
　車からの声援もあり、楽しい街宣となりました。

　自宅に帰ると、議会事務局からFAXが届いていました。
玄海原発4号機の一次冷却ポンプに異常が発生したというものです。
3号機が二次系でしたが、4号機は放射能を含む一次系ですから深刻です。
九電は、分解点検をするとしていますが、原子炉を止めたのかどうかは定かではありません。
　3号機の時は、二次系だからと原子炉は動かし続けていました。
原発は、巨大な施設ですから何が起きるか分かりません。
万一の場合は、甚大な被害が及ぶことは福島原発事故でも明らかです。

誠意が感じられない

　昨日も怒濤のような一日でした。
10時から「玄海原発対策特別委員会」が開かれました。
九電から蒸気発生漏れについて遅ればせながら説明がありました。
九電からは「結果説明」であり、誠意を感じませんでした。
質問の趣旨に都合の悪い点ははぐらかし答えないものでした。
私が、「4月初めに唐津市議会は説明に来るように求めたのに、3号機を動かした後の1ヶ月が経過した今になった」と聞いても、「議会からの要請があった」ことも答えませんでした。
九電はこれまで、「丁寧な説明と理解を求めて参ります」という姿勢でしたが、住民の感情を理解する気持ちを感じられなかったのは残炎です。
　特別委員会は、東海第二原発周辺自治体6自治体が「同意権」を含む協定を3月に結んだことについて、今後検討していくことになりました。
　
　午後からは、大事な会議をこなし、その後「議員団会議」をおこない、玄海原発対策住民会議の運営会議で帰宅は8時半を過ぎていました。

　今日は、「憲法記念日」です。
例年、議員団は「平和憲法を守ろう」と街頭宣伝をしています。

菅牟田の藤

　わが校区の菅牟田の藤の花も見事です。
土曜日に出かけました。
樹齢100年以上は経過するのではと思われる幹から枝を伸ばし、藤の花のカーテンが見事です。

　今日は、10時から玄海原発に係る特別委員会が開かれます。
九電が来て、蒸気漏れ事故の原因や対応策について説明します。
都合のつかれる方は、お出かけください。

唐松メーデー

　 「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」
というスローガンのもと、第89回唐津・東松浦メーデーが午後6時半から、アルピノ中庭で180人が集まりました。
　集会は、太鼓民舞の会による力強い太鼓ではじまりました。
　来賓として日本共産党から、井上ゆうすけ県議が代表してあいさつをしました。
①ウソのない政治②大企業いいなりの政治をただす③憲法9条を生かし、平和な日本をめざすことを述べました。
　社民党から伊藤一之唐津市議が連帯のあいさつをしました。
たたかいの報告では、保育の現場から、玄海原発阻止のたたかい、憲法9条改悪反対の取り組みが報告されました。
　プラカード披露は、今回は1団体のみでした。
お楽しみ抽選会はおおいに盛り上がりました。
　デモ行進は、あいにくの雨模様で中止となりました。

駄竹と大浦の棚田

　昨日は、事務所で終日デスクワークでした。
すべきことが多くてため息が出ます。
天気が良くなったので、気分転換に午後6時に事務所を出て、大浦と駄竹の棚田を今年初めて撮影に出かけました。
田植えが済んだ田んぼは、稲が元気に育っていました。

　大浦は、棚田は大きいのですが、「夕日映え」しません。
駄竹は、西向きなので「夕日映え」します。
昨日も、何時もより多く、熊本、福岡、北九州ナンバーの車がきていました。
私が話しかけた人は、「鳥栖からきた」とおっしゃっていました。

　こんな棚田風景が何時まで楽しめるか分かりません。
米価の下落に伴い、後継者がいなくなっています。
そんな思いをしながらシャッターを押しました。