写画へのいざない

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東大寺 四点王≠Q

2007-02-07 20:17:19 | 寺社・仏閣
















      先週からの続きで、東大寺の残り 2名の四天王

 左:増長天(ぞうじょうてん) 
 南方世界を守護する。
 古代インド神話に登場する鬼神、Virudhaka (大きく育つ)という意味から、そのまま和名とし、増長天と名付けられた。
 ご覧の通り、口を大きく開けて叫ぶ明確な憤怒の相を表しており、一般的に長槍を持ち、邪鬼を踏みつけている姿で表されている。

 右:多聞天(たもんてん)
 北方世界を守護する。
 古代インド神話に登場する Vaisravana (広く名のきこえた)という意味から、多聞天と名付けられた。
 独尊像として造像安置する場合は「毘沙門天」と呼び、日本では俗に勝負ごとの神とされ、七福神の一つとして庶民の信仰を集めているのは、ご承知の通り。
 四天王の一体として造像安置する場合は、「多聞天」と呼ぶ。
 四天王の中では一番の知恵者という。

 作品は前週分も含め、スキャナーで撮り込んだ原版を基に作成したものだが、表情が克明だけに、用いる効果に制約を受けずに出来た。
 


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