これはS12型ガゼール・ハードトップのテールランプ。モデルはフジミ 1/24 S12型シルビア。横に三分割されたテールランプの基本デザインはS12型ガゼールへ、縦に三分割されたパターンはシルビアへと受け継がれました。このように世代を変えながら徐々にイメージをつくりあげていくことを難しく言うと、プロダクトアイデンティティーをつくるといいます。残念ながらS12の世代で終わってしまったガゼールはS110~US110~S12の間の短い命でした。
S12型シルビア・ガゼールは初めてスケッチが採用され、1/5モデル~1/1モデルを経て、サバイバルレースを勝ち抜いて生産車になった思い出深い1台です。この時代は空気力学や車体のフラッシュサーフェイス化がもてはやされ、フロントデザインも当時最先端技術だったリトラクタブルヘッドランプが何のためらいもなく採用されました。激しい凹凸のデザインの時代から、一気につるんとしたデザインの時代に突入。技術がデザインを支配していた時代といえます。
S12型シルビア・ガゼールは初めてスケッチが採用され、1/5モデル~1/1モデルを経て、サバイバルレースを勝ち抜いて生産車になった思い出深い1台です。この時代は空気力学や車体のフラッシュサーフェイス化がもてはやされ、フロントデザインも当時最先端技術だったリトラクタブルヘッドランプが何のためらいもなく採用されました。激しい凹凸のデザインの時代から、一気につるんとしたデザインの時代に突入。技術がデザインを支配していた時代といえます。