第176話. 追記(2):気になった映画『COCO』(邦題:リメンバーミー)

2018-09-24 23:49:49 | 気になった映画
湖畔人です。

先の追記でも言い足りなかったので、もう一回“第174話. 気になった映画『COCO』(邦題:リメンバーミー)”の追記で書き漏らしたことを記します。
今回言いたいのは、思いを伝える事、愛情を掛けることの大切さですかね。
もう100歳近くになり、ボケが始まっていて記憶も反応も曖昧なココお婆ちゃんですが、お父さんが歌ってくれた『リメンバーミー』を曾孫のミゲルが歌うと鋭く反応し、お父さんとの楽しい思い出を強く思い出して、その時だけはごく普通の状態に戻るのです。人間はいつになっても100歳になっても小さい頃のまんま。幼い頃に親に掛けて貰った愛情を昨日の事のように覚えており、その事が彼女にとっての大切な大切な宝物になっているのです。だから、家族や周りの方々を大切に思うのであれば、時間は限られているのですから、今の内、いかに大切に思っているのか、優しい言葉の一つでも掛けておくべきですよね。それが各自の宝になるのですから、優しい気持ち、優しい言葉を掛け、大切に思っていると伝えるべきなんでしょうね。直接的な言葉を表現するのはとっても苦手な自分ですが、極力、大切に思っている気持ちを自分なりのやり方で周りの大切な人達に伝えて行ければ良いなと思っております。

湖畔人

第175話. 追記:気になった映画『COCO』(邦題:リメンバーミー)

2018-09-24 23:44:22 | 気になった映画
湖畔人です。

そう言えば先の“第174話. 気になった映画『COCO』(邦題:リメンバーミー)”の記事で書き漏らしたことがあるので、追記します。

まず、この映画タイトルですが、原題が『COCO』、人の名前で、邦題が『リメンバーミー』です。COCOの方が言語を超えて世界中で受け入れるだろうに、わざわざ邦題に英語のフレーズを入れて来るのも妙ですが、聞けば、これはアンクリッチ監督ご自身のご意向だそうで、“この題の方が、この作品の重要なテーマが伝わると思ったからそうした。亡くなった人たちの事を憶え続ける事が大事、また彼らとの思い出を生かし続ける事も大切、そう言ったメッセージを伝えたかったから日本向けはそのタイトルにしたんだ”と言うような趣旨の事を言われているようです。確かに名前よりは言いたいことは伝わるかもしれませんけどね・・・。

また、劇中では、朱色の花が効果的に且つ象徴的な意味で使われています。死者の世界とこの世を結ぶ橋は朱色の花びらで埋め尽くされていて、子孫が自宅に遺影を飾っていない霊人は、死者の日にこの世に帰る資格が無いのですが、無理やりこの世に戻ろうとその橋を渡ろうとすると、この朱色の花びらに埋もれて先に進めなくなってしまう不思議な花として描かれています。また、呪いの掛かった生きた人間がこの世に戻る時には、先祖の許しが要りますが、その儀式の時にもこの朱色の花びらが使われ、許しを受けるとその花びらが光り輝きこの世に運ばれて来ます。この朱色の花はマリーゴールドの花びらとの事で、実際メキシコでは死者の日に沢山のマリーゴールドが街中に飾られる様です。とても素敵です。

また、霊界の役所で使われているPCは、アップル社の初期のPC Macintoshが使われていましたね。懐かしい箱型の可愛らしい機種です。『COCO』(邦題:リメンバーミー)”はピクサーの映画、ピクサーはアップルの創業者スティーブジョブズの作った会社、即ち親が一緒で、アップル社とは兄弟的な存在、親類みたいなもの。アップルの古いPCはジョブス絡みの先輩商品であり、ある意味先に役目を終え先にあの世に帰った親戚の先輩位な感じで捉えているかも知れず、一種の先祖と見立てて霊界で扱っているのかもしれませんね。
考え過ぎか・・・。

湖畔人