第141話. オリンピックの開催時期

2018-07-21 21:23:12 | ★改善・変更の要る仕組み 仕来り 風潮 法律
湖畔人です。

猛暑が続きますね。この暑い中、多くの方々が西日本豪雨被害の片付けのボランティアに参加されています。私等は募金に協力するくらいしか出来ませんが、この過酷な環境下でのボランティア活動は本当にスゴイと思います。本当に頭が下がりますね。でも兎に角、熱中症にだけは注意いただきたいですね。でも、この熱中症、以前は聞かなかった言葉、症状だったと思うのですが、いつの間にか話題に上るようになりましたね。今では毎日死亡者を出す恐ろしい熱中症ですが、そんな恐ろしい熱中症が猛威を振るうこの7月の日本で、後2年後にオリンピックが開催されます。7月24日に開幕し、8月9日に閉会する事になっているのです。その猛暑の中、世界の一流のアスリートが炎天下の中プレーをし、ネットの情報によれば、世界中から数十万人の外国の方々が観戦の為に来日するという試算もあり、日本人観戦者を含めると百万人以上の方々がオリンピック観戦によって熱中症のリスクに晒され事になるようです。それだけ人数がいると、多数の熱中症患者が出るのは確実で、最悪死者も出て来ると思われます。ですから、日程を変更すべきだと思うのです。JOCは今からでも遅くないので、日程変更をIOCに要請すべきと考えます。聞けば、この時期に決定した理由が、結局お金のようです。IOCは欧米のテレビ局から支払われる巨額の放映権を彼らの収入の柱としているようで、欧米で人気の他のプロスポーツが開催される時期と被ると稼ぎが減る為、比較的暇な7~8月に五輪の日程を組み込むことで、しっかり放映権の販売が出来るのだそうです。それで、7~8月に開催となっているようです。その結果アスリートにとっては最悪の時期での開催となります。どうしてもその時期に開催すると言うなら全部屋内にすべきです。アスリートを一体何だと思ってるんだって言う話です。そもそもIOCは何でそこまで稼がないといけないのでしょう。ロンドン五輪では6300億円以上の収入があったようです。その内7割が開催地の実行委員会に支払われるようですが、それにしても、お金が掛かり過ぎます。まずはアスリートの都合を中心に物を考えるべきですよね。収入優先でアスリートと観客が死の危険に晒されるなんてどう考えてもオカシイです。もし熱中症で死亡者が出る事になったら、熱中症の危険性なんて今から既に判っている話なのですから、これは確信犯となりますからね。そうなる事が判っていたのに自己都合を優先したIOCとJOCの罪です。今からでも遅くないので、涼しくなる10月以降の開催に変更すべきです。1964年の東京五輪も、夏の暑さを避け10月10日に開会式が行われました。それがあるべき姿ですよね。是非、御再考いただきたいですね。

湖畔人

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