第372話. 気になった音楽(111) 今井美樹『野生の風』

2020-04-13 01:34:13 | 気になった音楽
湖畔人です。

先日、映画監督の大林宣彦さんがお亡くなりになりましたね。
多くの方に愛された映画監督と言う事で、多くの俳優さん達や、女優さん達が哀悼の意を表されていますね。自分などは、残念ながら余り大林監督の映画に触れる機会がこれまで無かったのであまりよく知らないのですが、それでも、大林監督が手掛けた『漂流教室』と言う映画の主題歌だった今井美樹さんの『野生の風』と言う曲が大好きでして、今回の監督の死に触れてずっとこの曲の事を思い出していた所だったのです。

この曲は、今井さんのデビューから二曲目の曲で、作詞は川村真澄さん、作曲は筒美京平さん、編曲はなんとあの久石譲さんと言う豪華布陣の曲でしたね。

筒美さんは、ご存知の通り、ジュディ・オングさんの『魅せられて』とか、尾崎紀世彦さんの『また逢う日まで』とか、以前もここでも紹介した太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』とか、数多くの名曲を手掛けて来た大作曲家、昭和歌謡の天才ですね。そして編曲の久石さんもジブリ映画でお馴染みの天才です。

先日も実は久石さんの曲の紹介をする気満々だったのですが、なんか期を逸してしまいました。またどこかで数曲、久石さんの曲紹介をしようと考えています。

さて、その『野生の風』ですが、その歌詞からとても世紀末感があり、今のコロナ騒動の最中の我々にピッタリの曲だと思っているのです。

この曲の歌詞には、”最後まで そばにいて 守れないの めぐり来る 悲しみが わかってても・・・・・・・・・野生の風みたいに 強い心が欲しい 強い心が欲しい”と言う歌詞が出て来るのですが、その守れない、めぐりくる悲しみって一体何なのだろう?、未来の不幸な世界が見えてしまう霊能力を持った女性が死に行く恋人に別れを告げているんだろうか?なんて勝手に妄想をよく膨れませていたものでした。まぁ映画を観れば多分一発で歌詞の意味が理解出来てしまうのでしょうけれどね、如何せん映画の中身を知らないので想像力だけが肥大化していましたね。

それにしても、この世紀末感の中、今の我々にもその"強さ"が要りますね。
自分等は、こうした不安な時こそ、神を信じる事、神と繋がっている感覚を持つ事が何より大切なんだよな、と思ってしまうたちなのです。そもそも、知ってか知らずか、我々全員が神の子達であり、神の一部とも言える存在、と言うのが霊的真相なんでしょうからね。神と繋がる=最強の一部となる=最大の安心を得る、と言う事を意味するのではないかと思いますが、でもその状態は信じないとその力が有効化して来ないようなのです。残念ながら・・・。信じる力とは神へのアクアセスに必須なIDやパスワードのようなものでして、それが無いと、残念ながら神へのアクセスは不可になるようですね。信じると言う力は思い込みでも妄想でもなくて、現実を彫刻する具体的且つ物理的な力を持つ力で、その能力には実力差があり、鍛えねばならない転生の中での重要な修行項目のようなのです。ですから、まずは神を信じる所から始めないといけませんね。それが出来ればコロナへの恐怖もあまり気にならなくなっている事でしょう。(とは言え、手洗い、うがい、人との接触回避は大事ですよ。しっかりやってください!)そして、その信じる事で、”強い心”もおのずと手に入っている事でしょうね。是非お試しあれ!

では、また後日。

湖畔人

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