第653話.気になった音楽(286) Oasis『Roll with it』

湖畔人です。

さて、音楽です。

最近今更ですがオエーシスことOasisをよく聴いています。

世代も近く、リアルタイムで聴いていても良さそうですが、彼らが活躍した90年代後半も2000年以降の最初の10年も自分は仕事と社会に慣れるので一杯一杯でストレスの塊、音楽なんてまったくの関心外でした。

でも子供も大きくなり、仕事でも中堅から上になるにつれ、また格好や音楽に関心を持つ心の余裕も生まれ、仕事着も段々スーツではなくなり、私服との境目が無くなるし、私服も好みを入れていくと、バックスキンのブーツも好きだし、気付くと段々ギャラガー兄弟達とさほど変わらぬ恰好をしていることに気付き、影響されたものが近い世代なので仕方がないのかもしれないなと勝手に親近感を持っています。

長らく自分のファッションの師匠はスタカン時代のポールウェラーだったのですが、ギャラガー兄弟たちもモッズそのものでないにしろ、ポールウェラーを慕い兄貴扱いをしているし、まぁ観て来たものカッコイイと思っているものが近いのでしょうね。その永遠にかっこいいと思っていたはずのポールウェラーが60を過ぎて何か老け方が半端なくて、彼はドラッグフリーかと思っていたのですが、どうもあの老い方は見るとちょっと怪しいなと思ってきました。一方、ギャラガー兄弟、特に兄のノエルの方は現役時代はポチャッとして気持ち悪いなと思っていたのですが、今は締まって正直髪形を含めとても格好が良くて、ポールウェラー師匠に代わりノエルがベンチマークになりつつある今日この頃です。髪形もカッコいいし、素人が真似てもギリOKなスタイルです。来てる服はシンプルですが、彼、鍛えているのか締まっているのがスゴイ。やはりサイコーのオシャレは引き締まった体ですね。まずはね。頑張んないと。

さて、ファッションの話になってしまいましたが、彼らの音楽も今聴き直していて、もう英国の老若男女全員が口ずさめる国民歌みたいな曲ばかりですが、テンポがゆったりで、言葉もはっきりと分かりやすく歌いやすい曲が多いし、歌詞もボチボチ普通で、まぁ前向きな曲が多いし、まぁそこそこ普遍的なのです。メロディーは良くてもテーマと歌詞が駄目駄目なスクイーズとは大違いです。ビートルズ好きを公言しており、その影響もあるのでしょう。素行とは別に曲はオーソドックスなロックばかりです。で、最近Oasisを1/4世紀越しで聴いて気にいっている次第です。

で、今回のご紹介は"Roll with it"です。"本音で行け、自分らしくあれ、自分が言うべき事をハッキリ言ってやれ、ロックだ！"、と言う感じの曲ですかね。G7よ、ワクチン行政間違ってんだろ！って感じですね。スカッとした炭酸水の様な痛快な曲です。

お薦めします。

では。

湖畔人