華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

BrisbaneのBus事情 2

2007年08月08日 22時55分31秒 | Weblog
以前にも書いたが、こちらの市内を走るBusは充実しているけど時間に非常にルーズ。時間通りにこないのは当たり前。Bus停にBus No.と時間を示す電光掲示板があるけど、まるで役に立っていない。だって、たとえば「16:20に333来ます」って出てても来ないし、で、16:20を過ぎると表示は「あきらめろ」と言わんばかりに消えてまうし。毎日「この掲示板、意味あんのかしら??」って思っている

私の乗るBusは学校前で発着するため登校&下校時間はとても混む。満員御礼になることもしばしば。そうなったら運ちゃんの判断により「もう無理。次のん乗って」と乗車拒否。
また、Bus停がデカくその範囲のどこかでとまるため、順番を待つ列というものがない。たまたま目の前で止まったら運良く先に乗れる…というとても納得なんてできない状況なのねん。
昨日なんて運が悪く、下校時に2本も見送ったよ 当然のように時間通りに来ないし。さっさと帰れたら40分ぐらいで済むところ、1時間以上も掛かってしまったワ!

もちろん運ちゃんによるんだろうけど、基本的に運転も荒い。カーブなんか「ドリフト!?」って思うぐらい体にGが掛かるんよ 何にもつかまらずに立ってるなんて絶対無理! 幸いちょっとばかり背の高い私は、つり革をぶら下げる鉄柵につかまれるので、両手でガッシリ握ってます。その姿はまるで“うんてい”にぶらさがる子供、もしくは木登り中の猿さながら。素敵な殿方には見られたくない格好やね

ところで。
先日、Busに乗り込んだら、サッと席を譲ってくれる人影が。
「ちょっとー、そこまでモウロクしてなくってよ、アタクシ!!
と思って“キィッ”その人を睨めつけたら、巻き毛の金髪がとても可愛らしい少年(高校生ぐらい!?)じゃないですか。
「アラー、どうしましょー
と意味もなく照れつつ、手荷物も多かったためありがたく座らせてもらいました。
だけど胸中は複雑

「いくら若作りしてても、やっぱり彼らから見たら席を譲りたくなるような“オバサン”なんやろか…」。

そう軽く凹んでいたら、その少年はせっかく座れた席をまた別の女性に譲っているではないですか。

そっかー。ここは“LADY FAST”の国なのねー

そういえば、こちらの人は年配の方や小さい子供づれの人にサッと席を譲る。特別シートは空いてれば座るけど、だれか来たらどくのが当たり前。見ていてこちらも気持ちいい。
私も見習わなくては。
人を押しのけてBusに乗り込んでる場合ぢゃないわねー
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