オシャレハンター

今週からまた英語の試験合格のため、語学学校に通っている。ちなみに前回の英語の試験の結果はまたダメだった。結構落ち込んだ。でもやるしかないので頑張る。

さて。その語学学校で日本人の女の子と知り合いになった。会話をする中でなぜかわからないけど年齢の話になり、私が37歳であると伝えたところ「ホントですか!?　信じられない。もっと若いと思ってました!」

エヘッ。そう?　ちょっと嬉しい。

海外においてアジア人は往々にして若く見られがち。でも「日本人の私から見ても若く見えます!」とのことで、嬉しかった。
彼女が言うには「肌がきれいでシワがない」。確かに私は丈夫な肌をしているけど、日焼けのせいでシミはいっぱいあるし、小じわも結構出てきている。だけど彼女はそう誉めてくれた。そして聞かれた「秘訣はなんですか?」。

えーと…何もしないこと…かな?

働いている頃、いっとき美容にはまって化粧水やらクリーム、スクラブ、パックなどなどお肌ケア製品にいろいろと手を出したものだった。化粧品特集の女性誌が出ていたら買うこともあったし、顔以外にも髪の毛やツメなどのケアにもお金を（少し）かけていた。自分で「オシャレハンター」と名乗り、友人から失笑を買ったぐらいだ。しかしこちらに来て、貧乏学生なので化粧・美容にお金をかけられなくなってきたこと、こちらの商品が肌に合わないかもという恐怖感、そして何より元来の無精者の性格のため、最近ではほとんど何もしなくなった。使っているのは母に用意してもらったドラッグストアで買える化粧水やら日焼け止めクリーム。メイク落しも安いもので、洗顔は石鹸でやっている。
オーストラリアは化粧をしない人も多いし、化粧なしで他人に会うことにもあまり抵抗がない。そんな文化!?に私も乗っていたので、誰からも何も言われなかった。「たまには手入れせんとヤバイんやろな」と思っていたところの今回のコメント。嬉しいと同時に

お肌ケアってしてもしなくても同じってことかしらん?

なんて思ってみたりして。そういえば以前、何かのサイトで「思い切って化粧水をやめたら平気だったどころかもっと良い状態になった」というコメントを読んだ。そしてそれに大勢の人が賛同していた。化粧・美容の効果がある人もいるはずだから人それぞれなんだろうけど、きっと私はこっちのタイプなんだろうなー。歌手の伍代夏子さんも以前お目にかかったとき「私、何もしないのよー。撮影の数日前にちょっと努力するぐらい」とおっしゃっていたけどすごくきれいなお肌だった。
なにはともあれ。丈夫な肌に産んでもらって感謝感謝。冬が近づいてさすがに空気が乾燥してきたので、寝る前のクリームぐらいはつけるようにしよう。

あ、そうそう。あるウェブで「アラフォーだけど20代にしか見られません」というコメントを出した女性に「自分で言ってるだけで周りは気づいている」「アラフォーはアラフォー」という厳しい声が上がっているのを読んだ。若く見られる機会は多いけど、うぬぼれないようにしなくては。