華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

人の振り見て

2011年05月25日 00時34分45秒 | Weblog
先にも書いたけど、現在、厳しい監督のもとで実習をしている。この監督の取り扱い方(!?)を今のところ間違えてはいないけど、それでも話しているととても疲れる。

彼女は完ぺき主義者で、自分のやっていることが一番正しいと思っている。そして質問に対し、欲しい答えはAだけでA'やBは受け付けられない。
たとえば薬を投与するにしても、準備の仕方などは人それぞれ違う。だけど彼女によると「私のやり方が一番。なぜなら~~~」となる。証拠や経験に基づいた意見だろうけど、他の人には他の人の意見があるし、また私はこれまでいろんな人に習ってきて、私なりのやり方を構築しているところ。私はまだ経験が足りないので、実際モタモタやっているとは思うけど、それを見つけて「どうしてそんな風にするの?」「こうしたらいいでしょ!」と矢継ぎ早に言いながら横でイライラされると、本来やれるはずのことができなくて、落ち込むやらムカムカするやら。
今日はそれが病室で起こり、患者さんやその家族がいるの前で思いっきりダメ出し。言われていることが正しいことはわかっているけど、こちらにも学生の身分ながら面子ってもんがあるし、かつダメ出しをくらった生徒に注射を打たれる患者さんの気持ちは考えないんだろうか?と思う。自分の言いたいことだけ言って部屋を出て行った後、患者さんやその家族から「あの人、誰?」「言い方きついねぇ~」「あなたはちゃんとやれてるから大丈夫よ」。なんとも複雑な気分になった。

誉めてくれることもあるけど、ダメ出しを食らうことの方が倍多い。そしてそれは私を含め、生徒を救いようのない気分にさせる。この監督はいい看護師さんなんだろうけど、いい教育者ではないと思う今日この頃。

こんな感じで日々過ごしている。文句を言ったところで何も変わらない。とりあえずこの監督を攻略してかないと。もちろん実習はちゃんとこなすという前提で。幸い今のところターゲットにはなってないようだけど、あと2週間強、なにが起こるかわからないから気を引き締めていきたいと思う。

この緊張感が私に一生懸命勉強させるので、いい効果もあるっちゃーあるしね。

明日も頑張るぞー。
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