お隣さん

朝、Dと用事があって出かけていてお昼を過ぎた頃帰宅。するとそこでばったり“お隣さん”に会った。Dはもう長い間知り合いのようなんだけど、私はまだまだ会ったら「こんにちは」という程度。ただ、人懐っこいお隣さんは私にもDと変わらず接してくれる。

Dが家に入るように誘ったようで、一足先にアパートに入っていた私の後に続いて階段を上がってきた。彼は慣れているのか戸惑う様子もなく、ソファに座りくつろいでいる。
私はお腹が空いたので彼の相手もそこそこに韓国ラーメンを作り始め、DはDでお構いすることなく、コンピュータルームでバーチャルな世界へと旅立っている。

食事を終えた私はこのブログを書き始めているが、お隣さんはソファの上でうたた寝を始めた。彼の名前はセバスチャン。

（むぅ、ピンが甘かった）

風通しの良い部屋の窓の下で、彼は今、鳥の鳴き声に時々目を覚ましつつも、ゆっくりと船を漕いでいる。

動物と暮らすっていいなぁ。仕事が見つかって定期収入があるようになったら絶対何か飼いたい。