華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

たまには褒められたい

2017年09月18日 23時05分56秒 | Weblog
今日は午後シフト。最近「朝型人間になれるかも」なんてことを少し思っていたけど、どうやら違うらしい。やっぱり午後が好き。

今朝はあまりスッキリと起きれず、ベッドから出たのは8時半ごろ。それからすぐには散歩にいかず、買い物に行ったり、片づけをしたりと家のことをやっていた。
散歩へ行ったのは10時半ごろ。実はこの時間帯の方が人が少ないということに最近気が付いた。朝早い時間は、以前の私のように起きてすぐに散歩・ウォーキングという人がいる。我が家のワンコたちはだいぶマシになったものの、まだほかの犬や子供たちを見ると走っていく傾向にあるので、人が少ない方が安心して放し飼いにできる。これからはこの時間帯にしようかな。

今日も好天。ブーラブーラと一時間。気持ち良かった。

午後からはお仕事。
なんというか。もうね、大変な夜やった。
何度か書いているように、現在わが病棟には認知症患者さんが複数名いる。そのうちの1人は一見患者さんには見えないおばあさん。普通に歩けるし、会話もあいさつ程度ならできる。脱走の可能性があるので、病棟のドアは常にロックされているし、私たちスタッフは常に目を光らせているのだけど、休憩時でスタッフ数が少なくなったときにどうやったのか抜け出した(おそらくよく事情を知らない患者さんの家族が親切でおばあさんのためにドアを開けたんだと思われる)。私は病棟にいたけど、ほかの患者さんのケアに当たっていたため、このときおばあさんを見ていることができなかった。

おばあさんが在室しているかどうかを見に行ったらいない。病棟中を探したけどいない。私が担当だったので、一気に汗が噴き出た。わが病院はわが田舎町のメイン道路に面しており、車通りも多い。外は暗いし、何かあったらどないしよー!?と病院の周りを走って探し回った。

結果的に警察のお世話になっていた。

おばあさんはタクシーに乗って「シドニーまで」と言ったらしい。でも運転手さんが変に思って警察署へ送り届けたそうな。そりゃパジャマやし、何も持ってなかったら変だと思うよねぇ。
警察は家族に電話し、うちの患者さんだと確認。そして連絡がやってきた。このとき私はまだ表を走り回っており、たまたまおばあさんを見かけた人と出会ったので、教えられた方向へ向かっているところだった。目撃者がいたことをマネージャーに伝えるために電話したら「見つかったから」。脱力。

おばあさんは警察官を携えて戻ってきた。脱走がうれしかったのかなんなのかご機嫌で、いつもなら抵抗するヴァイタルサインのチェックも投薬もすんなり。この後、興奮することはなかった。やっと通常業務に戻り、すっかり後手後手になっている作業をフルスロットルでこなしていった。

作業を終えて看護記録を書いていたら、この患者さんの娘さんから電話。今回の件で大層お怒りの様子。「どういうつもり!?」ときたもんだ。そりゃ家族としてはそうだろうけどね。わかるよ、わかります。だから文句は言いません。

でもね。看護師の仕事というのは本当に軽く見られるなぁと改めて実感。

このおばあさんの場合、30分おきに居場所を確認し、怒鳴られようが、たまには手や足が出ようが、可能な限りのケアを施そうと努力をしている。でもそういう細かいところは見てもらえず、たとえばシャワーを3日間浴びてないとか、薬を飲んでないとかそういうできてないところばかりをピックアップされ、ひどい場合はSNSとかで「あの病院のケア、サイテー」とか言われたりする。なぜそうなるのかには興味を示さない。特にこの娘さんの場合、離れた場所に住み、自分で世話をしていないので、現場がどんな感じなのかを想像するのは難しいんやろう。
私は娘さんに電話で「あなたのお母さんにケアを施すのは大変難しい」と伝えた。そこははっきりさせておきたかったので。そしたら「それはわかっているけど…」とのこと。でも最後までこっちを責めていたけどねー。

看護師がうつ病に罹患する確率が高い事実に、改めて納得する夜になったわ。

帰宅。
Dはソファで半分寝ていた。ワンコたちは大はしゃぎで寝る前の運動会を展開。だいぶ大きくなってきたので、下手をしたらこちらがケガをしてしまいそう。
明日はゴミの日で、Dにゴミ出しを頼んだのに、すでにソファでグースカ。あんなに何度も言ったのに。このやろう。

さて。
ワンコたちは明日、避妊手術を受ける。純血種でもないし、将来的に子犬のおすそ分けなんて考えていないので適切な判断なんやろうけど、手術の弊害を考えるとどうしようかなぁとだいぶ悩んだ。でもネットで調べたり、経験者の話を聞いて、結果的に一般的と言われる生後5か月~6か月のこの時期に手術を受けさせることにした。これが正しい決断であることを願うわ。

メスのワンコの避妊手術はお腹を切るため病院に一泊する。明日の朝病院に送り届けたら丸一日フリーデー。そして私はお休み。
なのでシドニーに行く。4か月前に更新したパスポートを取りに行くのと、いろいろと買い物をしたいので。できれば和食も堪能したい。久しぶりのシャバ。ワンコには申し訳ないけど、これはこれで嬉しい。

というわけで明日は忙しくなる。Dとワンコをソファに残して私はベッドで寝るとしよう。
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避けられないワンコ

2017年09月18日 12時20分38秒 | ワンコ
今日も元気に暴れる我が家のお嬢さんたち。

やあー
とおー

このやろっこのやろっ
えいっえいっ

ええいっ(ガブー)

コノーッ。怒ったぞー。

どーん。

かーちゃんに体当たり(´;ω;`)
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