アップサイドダウンなお休み

今日もお休み。なのに早起き。
いろんな思いを抱えたDはあまりよく眠れなかったらしい。今日、事務所に行くこと自体面倒くさくなっていたみたいやけど、ワンマン社長と話し合いの時間が持てることを信じて出社。でも送っていく車の中で「社長に会えなかったらもう辞めるから」。さいでっか。
まぁ、結果から言うとうまくいった。社長にも会えたし、昨日いきなり「2週間休んで」と言ってきたナンバー2は正式にDに謝罪したらしい。さらに社長と話しているとき、Dがこの8か月何をしてきたか、かつこの先会社をよくするために何ができるかのプレゼンし、印象付けることができたらしい。良かった良かった。ホッとしたわ。

朝に戻る。

Dを駅に下した後、私には家を出るまで90分あったので、一緒に連れて行っていたワンコたちと30分ほど散歩。帰ってから犬にご飯を食べさせて、部屋を片付け、身支度をして私もシドニーへ。

今回シドニーへ向かったのは、元同僚の赤ちゃんに会うため。先輩と一緒に彼女のお宅におじゃました。お昼前に来て、とのことだったので、わが田舎町は9時に出発。
なんだかんだでシドニーへ行くのは髪を切って以来3か月ぶり。Dが月～金と在宅で働くようになってから一緒に時間を過ごさなくなったので、なんとなくシドニーへも行かなくなった。なんとなく一人で行くっていう選択肢はないのよね。

同僚宅へ着いたら、先に着いていた別の同僚がランチを作って待ってくれていた。赤ちゃんに会って、お昼を食べて、おしゃべりに花を咲かせ、近所のカフェに移動してコーヒーとデザートを食べ、さらにおしゃべりに花を咲かせた。

同僚の住む町はシドニー内で人気のエリアのひとつ。大阪でいうと堀江みたいなところ。コーヒーを飲みながら外を見ていると、仕事着に身を包んだ人がたくさん行きかう。交通量もめちゃくちゃ多い。うちの田舎町は手押し車付きのじーさま・ばーさまが多い。服装も至ってカジュアル。なので今日みたいな風景をまじまじと眺めるのは久しぶり。軽くカルチャーショック。約10年ほど大阪の梅田で働いて、毎日人並みにもまれていた時期もあったのに…と懐かしく思うと同時に、なんとなく「また都会で働きたいなぁ」という気持ちになった。Dの職場はシドニーなので、私さえ転院すれば可能なんだよね、実際のところ。ただシドニーの中心地は家賃がべらぼうに高く、犬2匹を連れて住める場所となるとだいぶきつい。だから実現はしないかな。

もとい。
長々とおしゃべりをして、3時過ぎにおいとま。先輩が同じくシドニーで勤務中の旦那さんと落ち合うため、タクシーに乗るというので、わが田舎町に向かう電車の始発駅まで送ってもらった。本当なら久しぶりのシドニーなので、お店も眺めたかったし、髪の毛も切りに行きたかったけど、朝早くから放置してあるワンコたちが心配で、まっすぐ家に向かった。自分でも嫌になるぐらい心配性。

家に着いたのは5時過ぎ。Dや私が帰宅するといつもワンコたちから喜びのお出迎えを受けるのだけど、今日のは勢いがすごかった。何度も飛びついてきて、ずっとまとわりついていた。長時間家を開けたのは久しぶりだもんね。寂しかったのかな。
夕方からストームの予報が出ており、実際空が暗くなってきた。雨が降る前に…と急いで散歩へ。なんとか持ちこたえて家に着いた頃、ちょうどDを迎えに行く時間。駅でDを拾って、帰りにカレーとお酒を買って夕食とした。
昨日喜怒哀楽を一通りやり過ごしたD。もっとも好ましい結果となったせいでかなり上機嫌。まあね。嬉しいわね、そりゃ。役立たずの烙印を押された翌日に社長に好印象を与えることができたんだものね。

私は食後にアイロンがけをし、あとはソファでテレビを見ながらのんびり。だけどそろそろベッドに向かう。本当なら午後シフトだったけど、今日電話がかかってきて、また午前シフトになった。どうも人が足りないみたい。人手が足りない午前シフトなんてしんどいだけなんだけど、このところずっと早起きを続けているので、まぁいっか、と思って引き受けた。今回は4日間働いたらお休みだしさ。

いろんなことがあってお休みだけどちっと疲れた。勉強、何もしなかったなぁ。やべー。そろそろお尻に火がついてきた。暇を見つけて始めないと。

忠犬ペピコ

ただ今、最寄り駅にてとーちゃんのお出迎え。

電車の音がしたら、まもなくとーちゃん到着の合図。ただいま一本到着。


とーちゃん、降りて来る?

ゴメンよ。かーちゃん、勘違いして早く着きすぎたの。あと10分待ってね。

🌸🌼🌸🌼🌸

絶対に見逃すまいと目を見張るペッパ。Dが知ったら喜ぶやろうなぁ。
ちなみにチャーリーは寝ている。