エネルギー派を浴びる

先の犬ブログでも少し触れたけど、今朝はDとケンカになった。コロナのせいで慢性的にストレスが溜まっているせいか、少しのことですぐに言い合いになる。最終的には一応仲直りした。やれやれ。
それにしてもケンカって体力を消耗する。6連勤最終日には向いてないわ。

午後から仕事。
いろんなことがあった。
この間書いた、タオルやシーツを持って帰っている疑惑のご家族。英語圏の人ではなく英語をどこまで理解しているかわからない。ヘビー級の症状を患う患者さんを家に連れて帰りたいと奮闘しているけど、思うようにことが進まずストレスをため込んでいるのが目に見える。そのご家族が今日、突然キレた。金切り声をあげ、物を投げ、暴言を吐き、最後には泣き崩れた。ナースステーションからだいぶ離れた部屋だったけど、それでも私のところまで声が聞こえてくるほど。
私は嫌われ看護師なので、インチャージだったけど現場には行かなかった。油に火を注ぐだけだからね。ほかのスタッフが言って慰めて、最終的には落ち着いた模様。私は会う機会がなかったのでわからない。その人は本当に気の毒な環境にある。ご家族にのしかかるストレスとプレッシャーはいかばかりか。まったく想像がつかない。うつ病となど発症しないよう祈るばかり。

ほかに。
少し前に書いた年の差夫婦。患者さんが二日連続で転倒した。元々グズグズと文句を言うウェットなタイプ。思うように回復せず、病院生活が長くなってきていることで、かまってちゃん度に磨きがかかっている。ここ一、二週間ほど特にひどい。今日も転倒でぶつけた箇所が痛いとさめざめ。薬も出したけど、完璧に痛みを取り除くことはできない。だから「こけてぶつけてるから痛みは想定の範囲内です」「薬が効くのを待ちましょう」と伝えるとともに、暖かく保ってあるブランケットを痛んでいる部位に充てることを申し出た。そしたら「そんなバカなことしかできないのか?」みたいなことを言う。こういう侮辱は受け止められない。とりあえず私はね。「もう一回言ってみろ」と厳しく言い返したら、患者さんは黙り、その後は痛みを訴えなかったので効果はあったらしい。

もう細かくは書かないけど、問題ありの患者さんが再入院してきたり、ナースコール大好きな人がコールを連打したりといろいろあった。医学的なことではなく、ほとんどはヒトの品性や性格、立ち振る舞いの問題。これらにはつける薬がない。一番性質が悪いのかも。

シフト前半は上記のことでバタバタしたけど、後半は患者さんたちも落ち着き、それなりのシフト。
それにしても病院とは様々な感情がぶつかる非常に面白い場所。今日のようにマイナスのエネルギー派で疲れるときもたくさんあるけど、基本はヒトに関して学ぶことが多い。
でもまぁ疲れたわ、今日は。

Dリムジンで帰宅。
もう寝る準備はできている。お腹がペコペコなんだけど、このところのダイエットへの抑制がたるみ気味。今夜は我慢してとっとと布団にはいっている。
明日と明後日はお休み。天気が良ければ海に散歩に行きたい。リフレッシュが必要です。
晴れなくてもいいから、雨が降りませんように。