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日本一の野外歌舞伎「山あげ祭」・・・那須烏山市

2011年07月25日 16時02分05秒 | 栃木
451年の歴史を持ち、「国の重要無形民俗文化財」に指定されてます
山あげ祭」を初めて、ちょっくら観てきました。

1560年、災厄を避ける為に行われました奉納余興が現在まで受け継がれ
豪華絢爛たる夏の風物詩として他に類を見ない野外歌舞伎になりました。

毎年、第4土曜日を含む金、土、日曜の3日間の開催になり、
昨夜は、懸念されました夕立も無く、大勢の方が観覧に訪れていました。

3枚目までは神輿パレード、5枚目以降は山あげ祭
 (クリックで拡大)

                



                



                 



                



                 いわゆる「前説」です。講談家です。
                 


何が書いてあるかとズームしてみますと
・・・こんな事が・・・。


                 



                



                 



                 



                 
                旧烏山町は、昔から和紙の産地として有名。
           この「山」も丈夫な和紙を張り合わせて出来ております。
                一番後ろの山を大山、真ん中を滝山、
                前に見えるのは前山・雲と呼んでいます。
                この「山」をあげて舞台の後背景にしております。 
                

この「山あげ祭」は、同じところで上演するわけではなく、移動します。
その度に「山」をバラして結束、次の演目の背景画を新たに上げますので違う「山」を上げることになります。
この「山」・・・回転をしたり、花火を仕掛けたりとなかなか多才です。

演目は、「戻り橋」「将門」「梅川」「絵日傘」「関の扉」等々がありますが、
主に前の二つが上演されることが多い様です。

栃木県の東部、八溝山系に位置する城下町の旧烏山町。
一地方都市ではありますが、450年前から営々と受け継がれて来ました立派な文化を持っています。
烏山の団結を図る上でも、貴重な財産ですね。
この先、100年、200年と受け継いで欲しいとても素晴らしい「野外劇」にふれられて
いい気持ちがしています。



コメント
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