餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

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母の死から1年過ぎて・・・

2019年09月26日 01時07分24秒 | 故人
昨年の9月21日AM9:15に母親が97歳で亡くなって、一年が過ぎた・・・。
ホントにやさしい母親だった・・・。

他人の葬儀でも涙が出る時があるので、母の時には涙が止まらないのでは?
なんて心配したが、どういうわけか不思議と涙は出なかった。
喪主としての責任からか、参列者にあいさつしたり、普段出席する仏式ではなく
我が家は神葬祭なので、その所作も最初にやるのでそんな緊張感も影響したのか・・・。


あと2年5か月で100歳だったが、そこまでは大変な道が待っていたと思う。

父親が亡くなってからの27年間を一人で暮らし、畑仕事を生き甲斐にし、
怒った事は見た事も無く、欲もなく、自分の事など全く考えずに・・・、
チョット大げさに言えば、宮澤賢治の〔雨ニモマケズ〕と同じ様な人生観をもった人だった。

まだ母が生存中 愚妻に、
「オレが死んだらこの家はどうなんだんべ?」と訊かれた事があったそうだ。
多分に母を安心させるような事を云ったと思うが、なるべく週に一度くらいは家の中の空気を
入れ替えたりして、天国から心配している母を安心させたいとは思っている。

幸いにも姉夫婦が、耕作種類が少くなったとはいえ畑に作物を作っているので、時々
窓を開け放ってくれている。

(今までは)実家に帰るということは、母に会う事でもあった・・・。
これからは、当然の事ながら母のいない故郷に帰ることになる・・・・・・・。
かの船村徹大先生も、同じような気持ちだったのだろうか?

 ♬ 母のいない故郷 作詞:新本 創子、作曲:船村徹

1、母のいない故郷は風の村
  無人駅に降りりゃ 子供にかえれない淋しさ
  母さんのせいだよ ただ時の流れにたたずむばかり

2、母のいない故郷は雪の村
  暗い夜道走って くぐり戸をうしろ手に閉めれば
  懐かしい囲炉裏ばた ただほだ火とろとろくすぶるばかり

3、母のいない故郷は春の村
  かごに草を摘んで手ぬぐいかぶってく村人
  母さんに似てたよ ただ後ろ姿を見送るばかり

母のいない故郷・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鳥羽一郎さん





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