餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

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最後のシクラメン

2018年12月19日 23時43分03秒 | 
今年も、愚妻の友人からシクラメンが送られてきた。







毎年この時期になると、シクラメンが送られてきていた。
それも今年が最後だそうである。

愚妻の友人は、静岡県袋井市で花屋さんをやっている。
東名袋井インターを降りて直ぐの「俊花園」がそこだ。

ご主人と二人で営んでいるのは、私たちと同じである。
愚妻からはX’マスケーキを、彼女からはシクラメンを
それぞれこのクリスマス時期に交換し合っている。

ところがこのシクラメン・・・・、かなり栽培するには手間が掛かって大変だとか・・・・。
この大きさにするまでには、何回となく植え替えをするらしい。
また、(花の)病気になると何百鉢と廃棄処分をしなければならないとか・・・。

70歳前後になってくると、大変な仕事は段々と遠慮したくなってくる。
誰でも同じ仕事をするなら、少しでも楽をしたがります。
40年、50年と過ごすうちに自然と身に付いてくることがあるのです。
その中で、取捨選択も大事なことに成ります。

彼女たちにとって、シクラメンはかなり大事な花だったと思います。
花の生産農家にとって、長い間主力製品として頑張ってきた花と思われます。
それを止めるという英断に、敬意を表したいと思います。

花屋さんを止めるという訳ではないと思いますが、来年は違う花になるのか?
或いは、今年で終わりなのか?
その辺は定かではないですが、
取り敢えず最後のシクラメン・・・、最後まで鑑賞したいと思います。

気が向きましたら、久し振りに「シクラメンのかほり」、お聞きください。

布施明 - シクラメンのかほり - 1975




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