チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

高千穂

2008年05月26日 10時00分13秒 | 日記
天の岩戸神社には一度行ってみたいとあこがれていた。
やっとやっとお参りをした。
さすが皇室に関係が有る神社らしく、
いろんな御方のお手植の樹が生長している。
なかでも
島津御夫妻がお手植えされた樹が
大きく元気に育っていたのには嬉しかった。

島津御夫妻の新婚旅行は
「そうだ宮崎だった!」
其のご旅行の一部始終を写真に撮り、
写真集にまとめたのが中谷吉隆の処女出版だった。
それ以来お付き合いをさせていただいている。

そのお手植えの樹を見ながら
いまさらの様に思い出した。

そしてどうして
御夫妻が宮崎を新婚旅行の場所にしたのか
今頃
アハンと気がつく有様。

神様の賑々しいところで、
皇室の先祖の出身地ですものね。

天照大神はいうに及ばず
ニニギノミコト、海彦山彦、神武天皇などなど役者が
勢ぞろいの宮崎
高千穂は其の元の元ですもの。

ただし
まだこの高千穂が
其の神代の時代の所かどうかは
学者の間では
決定していないそうな。

しかし
庶民はそんなこと関係なく
伝えられたもろもろを
今もなお信じて先に伝えていく

歴史って、伝承って
それでいいのではないかしら。

そうと信じれば
それが本当になる

日本史が教室から消えて久しい
チャコちゃん先生も
着物のことを研究していなかったら
日本史を素通りしたかもしれない。

自分の国のこと
もっと分からないとーー。

ところで
NHKの土曜ドラマ「トップセールス」
山本むつみさんの書き下ろしだが
昭和30年からの30年間
たったいまから30年前のことでも
消えてなくなっているものが多いことに気がつく

最後が今週の土曜日
見てあげてね
山本さんは情報センター出版局で私の
「冠婚葬祭」や「振舞いの美」の本を
編集してくださった方。

応援お願いしますよ。

歴史を語る事の大切さに気がつく。
コメント
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