チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

正妻と愛人

2010年05月04日 13時00分15秒 | 日記
正妻の立場のA子
愛人の立場のB子
この二組の相反する立場の知人達
お互いは知りあいではないが
両方の立場を双方から聞くチャコちゃん先生の
アドバイスは?

面白いことに
A組の男は腰を痛め正妻のところにじっとしている
B組は精神をいため愛人の世話になっている

A組は四〇代
男は病院にいくが悪いところを見出せない
腰が使えなくなるのが可笑しいホホホ

夫婦でのお出かけここ一番に
妻はきもの姿で大向こうに印象をつける
美しい人なので凄みが出る
男は妻と別れて愛人と一緒になりたいらしい
素封家なので両方を養うのはわけない

妻は筋目筋目できものを着て
自分の美しさをアピール
男もそういうときはまんざらでもないらしい
しかし
とゆれているが
妻の方は確固たる信念で正妻の座を死守している
法律を信じているのだ

片やBは老人組
起業家の共同経営者として
男は愛人とともに40年
その間正妻は愚痴も言わず
ひたすら資産を作ることに専念大変な金持ちだ

高度成長バブル時代二人の事業は大繁栄
海外旅行、高級ホテルでのパーテイなど
湯水のように華やかに金を使う
そしてここにきて凋落

男は正妻のところに金策に行く
「あなたはずーっと私をほったらかしていました
お金は工面します、しかし今後一切この家の敷居はまたがないでください
しかし離婚はしません」
ここにも法律が顔を見せる

この言葉にショックを受けた男は狂った
狂った男はいらないと正妻、しかし離婚はしない
死んだら自分が葬式を出すとーー

狂った男の面倒を見る愛人
愛人に虐待を始める男

二人の女の間で男は狂うしかない
其れは「恐れ」からだと思う
関わりあいたい気持ちが暴力というネガテイヴなものになる
そういう表現しか出来ない

こういう関係の中で修羅にならない方法はあるか
ある
「自分自身を100%生きればいい」
パートナーは学びの相手だと割り切ればいい
其れができたら
この関係も得がたい経験として楽しい

パートナーを自分のものにすることを
最終目的にするから混乱する

目の前の困った男を優しく愛すればいい
但しそれ以上に自分自身を愛すべしーーーかな

うわーーーエラソッーーーチャコちゃん先生!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする