チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

51歳

2010年05月26日 15時46分18秒 | 日記
セキドの歳だ
バラしちゃったけどーー
美人だがオジサンっぽいところが落差の個性
彼女が初めて出社した日
「今度は男の人を雇ったのですか?」
「エッなぜ?」
「ぶっきらぼうで声が男っぽくってーー」

鉛筆を耳に挟んだり
シモネタ大得意でオジサン受けしている
しかし美人

美しい発声を身に付けてほしくて
声楽を学ばせた
とんでもなく高くて美しい声が出る
どうしてこれを日常に活かさないの?

もともと40代のはじめ
ゼネコンのOLをしていたとき
天才整体師の平田京子先生につれられて
「オーラソーマ」の生徒として現れた
レヴェルスリーまでトントンと進み
風水の勉強も始めた

チャコちゃん先生は
オーラソーマの教師をするときは白い着物
風水を教えるときは紬と決めている

その姿を見ているうち
セキドはすっかり着物に魅せられたらしい
「心臓に来たんです着物の魂が」
ワケが分からない申し出があり
かれこれ6年近くになりますかな
着物に手を染めて

誰よりも
チャコちゃん先生よりも
何かといえば着物に手を通す人だ
月の内の半分以上は着物で過している

いまは着付けの教え方も上手で
生徒サン達の信頼もあつい
自分自身がひどい着付けをしていたので
コツの教え方が上手

率先して文楽や歌舞伎に生徒さんをお連れして
実地訓練に精を出している
50歳の声を聞いて格段と腰が据わった
腰も大きいがーー

ビックリするような
オジサン発想も最近はやんわりと包む術も身に付けた
得がたい個性

51歳は中途半端だが
面白い年齢だ
若さもあり経験もつみ更に分別も身に付ける

だからこそややこしい年齢でもある

チャコちゃん先生がこの年のころは
先輩にステキな淑女が多く居た
セキドから見る先輩諸譲は年配女性としての
模範となりえているだろうか

そういう意味では
「比佐子つれづれ」に集まる面々は
20代から80代まで揃っているので
なにかと学べるかもしれない

本当の大人の女の見本が巷にあふれる国であってほしい
大人になることをやめている女があまりにも多い国だ

51歳大人の入り口
グアンバレ、ぐあんばれ、セキド!

コメント
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