チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

久しぶりの小田温泉

2013年03月19日 09時40分56秒 | 日記
出雲に「秋櫻の会」というのができていて一年に2度は出雲を訪れていたが
その会も主催者の高齢と病気が重なりなんとなく消滅
しかし常宿として泊まっていた
小田温泉の女将石飛裕子さんとはその後も交友が続き
いつもお会いすると話が尽きない

指折り数えて15年ぶりの訪問となった
降り立った出雲駅は大きく綺麗になり
道路も拡がってホテルもたくさんできている
これも出雲大社遷宮によるものであろう

通っていた頃はホテルは一軒しか無くて
主催者が小田温泉をいつもとって下さった
出雲から30分くらい車で海沿いに走る
夜更けて到着したチャコちゃん先生を女将さんは迎えてくれて

衣食住健康を矢継ぎ早に話題が盛り上がり深夜2時
チャコちゃん先生11時には休むという生活を長年続けているので
自分でも2時まで持つとはもうびっくり
と言うことはそれだけ女将さんの話題が面白かった!と言うこと

よくお世話になっていたとき
黒チャボの鶏家族がいて大將が武蔵、正妻がハナ、そして愛人?がいた
愛人は正妻のハナに気兼ねし、エサも後からひっそりと食べていた
もちろん武蔵も正妻に気を遣って愛人との愛の交換はひっそり

正妻は何事も見ざる言わざる聞かざるを決め込んでいたが
夜は絶対に愛人の上の棚で眠っていた

その雌鳥の産む卵が美味しくて
朝は
「これ愛人の?」
とかいって卵かけご飯をいただいていた
そんな思い出話に笑いこけながら深々と更ける夜を共に楽しく過ごした

コメント
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