チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

孤高と孤独

2014年01月23日 09時35分14秒 | 日記
小さい時から小生意気なチャコちゃん先生
「孤高」と云うことに憧れていた
孤高に見えるように小山に登ってそこでひとりで本を読んでみたり
ひたすら町中を歩いてみたり
海を一日眺めていたり
中学生の頃そんな一人遊びに夢中だった
其れが孤高だと思っていた

現実はちっとも孤高ではなく甘えん坊の末っ子嬢ちゃん
孤高とは縁遠いむしろ最も遠くにいた

昨夜テレヴィの「相棒」を視ていて
孤高と孤独がテーマだったので久し振りに孤高を思い出した

周りに起きる全てを自分のこととして受け止め
それでも自分自身をきちんと通す
そう言う人間が孤高を愛しているわけで
群れないけど協調はする
協調はするが自分自身の軸は通す

孤独は我が境遇を嘆き
人との交わりを拒む
群れたい認めてもらいたい繋がりたい
と思いながら誰かが手をさしのべるのを待っている
手をさしのべても直ぐには素直に受け入れられない
だから孤独

孤高の人は潔いし清い其れでもって心が豊か
うん
やはり孤高の人に憧れる

憧れると云うことは
其れが自分から最も遠いと分かっているからだと思う

最近は「ゆるきゃら」がもてはやされているけど
其れはきっと孤独な人が多いからかもしれない





コメント
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