チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

浮世絵

2014年01月29日 16時39分41秒 | 日記
東京江戸博物館で「大浮世絵展」を開催中
まあまあまあシニアカップルがわんさと押しかけていましたね
団塊世代ですね
好いことではあると思いますがスゴイ人ひとひと

内容もスゴイ
とくに「個人臓」にいいものがある
また海外の美術館や博物館からも沢山の浮世絵が集まり
時代別の展示にはその頃の日本がよく分かる
さらに常設会場の特別展でも広重の53次が全部見られる

最近浮世絵に凝っている
浮世絵こそが日本の風俗を伝えてくれる唯一のもの
其の流れの中で明治の美人画の誕生がある

橋口五葉や橋本明治、伊藤深水の美人画は
浮世絵からの影響大だといつも思っていたが
全くその通りだったので嬉しくなった

死ぬほどほしいと思ったのが
北斎の端午の節句
個人臓でガラスの中に収まっていた

この一枚を観るためにもう一度行きたいと思う
誰もいないときその前に10分以上立っていたい
北斎の80歳の時の作品だという

北斎は強い鋭いと思っていたが
其の強さ鋭さに品を重ねたのがこの端午の節句
いいなあ

盗みにいきたいなあ

あちらのお国のゴッホやセザンヌが腰抜かさんばかりに驚いたという
日本の浮世絵
先人たちの感性を学びたい
コメント
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