チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

キアロスクーロの著者織江耕太郎さんにお会いした

2014年03月15日 09時00分46秒 | 日記
昨日は神楽坂で織江さんの出版パーテイが開催され出席
「毎朝お会いしているのでーー」
と言うフレーズで挨拶したけどFB上毎朝ご挨拶している
不思議だと思う
ネット上でも何を目指して生きていらっしゃるかが瞬時に分かる

お会いするのは昨夜が初めて

原発のどろどろした利権を追った小説をお書きになったのに
静かで清潔薫風が通り過ぎるような風貌だ
チャコちゃん先生もマスコミの世界にいたので
色んな方にお目にかかっているが
こんなに暖かくて清らかな作家だったのかと驚いたし嬉しかった

「このかたが900枚者原稿をお書きになったのですよね期間は?」
「一年です」
「また900枚の原稿をお読みになった編集者もスゴイですね」
「バカヤロー、このいそがしいときに読んでいられるか!と思ったのですが
読み始めたら止まらなかった」と担当編集者

日本が日々壊れていくさまを緻密に描いていて
私たちが今後原発に対してどう対峙するべきかも考えさせられる
映画化も決まったのだが
なかなか完成するまでに時間がかかりそう

其の映画監督は「明日天使になれ」の映画を今日本国中に回しているのだが
政府が原発神話を創るために映像の人たちに取材をさせ
原発が如何にクリーンで国のお役に立っているかの映画を作るようにすすめられ
必死になって逃げ回っている内
冷や飯喰いになってしまったのだけど
「取材をすればするほど原発が如何に危険なものかが分かり、クリーンエネルギーだというまやかしに
ドウしてものる気がしなかった」

そこにどれだけの大金がつぎ込まれたか
この国の病は重い

だからこの「キアスクーロ」をなんとしても映画にしたいと抱負を述べられた
長い物に巻かれずに自分の足で生きてきた方々の集まりだったが
心地よくすごしてワインで熟睡した
コメント
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