チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

自分を感じる

2015年08月07日 11時33分59秒 | 日記
きものを着るという動作は自分を感じること
つまり自分自身の身体の動きをしっかり見つめることだと
チャコちゃん先生は思っている

骨を上手に効率よく動かすことは筋肉も一緒にきちんと動く
そうすると肩が凝るとか腰がイタイと言う症状から解放される

きものを着るとき気を付けるのは
呼吸そして自分の筋肉がどう動いているかを知る
巷のきものを着る多くの方が
やれ寸胴に
やれ肩がはりすぎている
等の理由でアチコチにタオルを巻いたり脱脂綿を入れて骨の補給をするが
まったく方向性が違う
それではきものを嫌いになるばかりだ

自分自身の身体を知らないで
雑誌のモデルのような体型にしてしまおうというもくろみがもう卑怯

自分を感じることは身体だけではない精神もそこについてくる
昔の人のきものの着方を浮世絵や残った写真などで調べてみると好い
如何に人それぞれの自由な着方があったか驚くばかりだ

きものを着るときは身体が緊張をする
其の緊張を見つめることで
何処を緩めた着方が好いかが解る

今日はナイトコスモス 18時30分から 3300円 お菓子付き
きものと身体をもっと突き詰めてお伝えしていくつもり
あくまでも体験、実践からのお話しでもある
コメント (2)
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