チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

草木染め

2018年07月12日 16時01分24秒 | 日記
草木染めの命名者山崎斌さんは
外国人にもわかるように英語の草木染めの本を昭和8年に出していた
つまり草木染めという単語は昭和8年1933年に誕生したということだ

手漉きの和紙で和綴じの本は風格があった
200冊限定での自費出版

チャコちゃん先生はそれの改訂版を持っている
草木の写真とそれを材料にして染めた糸が貼ってある
染めた糸は全く変色をしていなくて
いかに丁寧な仕事をしたかが伺われる

チャコちゃん先生が山崎斌さんに出会ったのは昭和50年ぐらいだったかもしれない
わけも分からずただ色の美しさに惹かれて柿生に工房を持つ斌先生のところに通った
しかも必ず「大関」の一升瓶をぶら下げて

「草木染め12ヶ月」というページを作り
一年通っている間にすっかり酒に強くなってしまった

そんなことを思い出しながら
草木染三代目の和樹先生と話し合った一日
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