日本の三原色は赤、白、黒。西欧は青、黄、赤
日本の三原色の中では白が「光」
祝い事も凶事も必ず光の白がある
そして光の裏には闇があり光と闇は表裏一体両方なくてはならないもの
光と闇の間に血の通う人間がいる、それが赤。日本は平安の時代から、公式装束には必ずこの三原色を使ってきた(チャ子ちゃん先生洋服はこの三原色を定番にしている、全く関係ないね)
光と闇の間にいる人間、光に照らされたり、闇の中にもぐったりしてこの地球で生きていく。日本人の考え方はこの三原色を理解するとわかりやすい
闇に入っていくと光のある所はまぶしくて出ていけない、思いきり光を浴びると闇は消えるのだがその勇気と決断は闇の中にいると出来にくい。しかし人はみんな光の中にいたい
生まれたとき光の布にくるまれる赤ちゃんは幸せだ
死ぬとき光の布を着せられたら自分の人生を肯定できる
光の布は絹
生まれて二度目の十干十二支が回ってきたとき、再び人間になり赤い絹を身に着けて残りの人生をまた無垢な心をもって過ごすことを誓う
日本人って常に自然の知性と一緒に生活をしていたと思う
光と闇と人間の営みを自然の知性にゆだねて自然と共存共栄してきた
天の恵みに感謝し衣食住を工夫して自然を傷つけないできた
日本人はそういう民族
1200年も変わらぬ着物の形それは自然の気候の推移に順応する知恵のたまもの、草木からいただく、繊維や色は自然と協調して作り上げていく、自然を打ち負かすのではなく、協調。この考えが希薄になっている現在に対して、自然からのご褒美がコロナだと思う
人間らしい生活、すべての命を尊ぶ生活、そして分かち合う生活それを思い出させてくれている。日本人の思考がこれからの世界の中心になる
光があまねく人々のところに届きますように