そう山は動かない
どんなに美しい雲が山を覆ってもその雲についていかない
自分自身がいろんな色に染まってもそれに固執しない
どんな色にも染まっても嫌がらずむしろ面白がっている
山の中に住む動物を追い出したりしない
雨でびしょぬれになっても雨をよけたりしない
雪が積もっても黙って受け入れている
いろんな植物の成長を黙って見守っている
嵐が来ようがびくともしない
そう山はすべてを受け入れそれに影響をされない
しかし
時に火を噴く
その火はすべてを浄化するためだ
自らを浄化する強さも持つ
それでも山は動かない
今日は山の日だそうな
あらためて山を観る