チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ブログで五億円稼ぐ

2022年09月21日 11時36分48秒 | 日記
公園の枝が狂女の踊りのように揺れていたので、雨と風が止んだ時公園の様子を見に行った。(好きなのよねえこういう見回り)
必要のない枝は見事に振り落とされていた
昔の人はこの振り落とされた枝を拾って薪にしていたんだなあと、小学校の正門に入ってすぐにあった「二宮金次郎」銅像を思いだした

小枝をまとめたのを背中にしょって、本読みながら歩いている姿だ、「ながら族の走り」
小学校に入学した時、金次郎銅像を見て不信感
「どうして歩きながら本を読むの、本を読むときはきちんと机の前でと言われてるのに?」
母に問うたら、お父さんへと振られた

父の説明によると
金次郎の生まれた家は小田原でも農家としてまあ裕福だった、しかし近くの川の氾濫で田畑に砂、家も流され一気に極貧になり、その後父親も母も倒れ、小いさな兄弟の生活を支えなければならなかった、その時金次郎12歳
その時期の生活状態がその銅像

「じゃあなぜそういう人が銅像になったの?貧しい子はほかにもお沢山いたでしょう?」

父はまた言う
夜は草鞋を作り、昼は田畑の手間賃、その間の時間に捨てられた苗を用水掘りで育て一俵の米を作る、読書をする燈油を作るため、菜種油を生産する。というようにひっきりなしに学んで稼ぎ、ついに20歳で生家を再興、その後は稼ぎかた、生産の仕方、儲け方を人々に伝えていき、いろんな藩の経済を立て直し、農村復興政策で日本の農業の質を高めた偉いひと

その後チャ子ちゃん先生大人になって二宮尊徳の名言「道徳なき経済は犯罪である」という言葉がえらく腑に落ちている

そこに「ブログで5億円稼ぐ」
という本を公園のベンチで読んでいる人を見て、「時勢」ということを考えてみた、私も毎日ブログを書いているがお金は生み出していない、でもこの人はブログを書いて億というお金を稼いでいいる。どういう違いがあるのか?興味津々

それで近くの本屋に足を運び、立ち読みした
つまりはブログで商品の説明をしたり、どんなものが今人気があるかの店やモノの紹介。おいしいお店の紹介をする。ブログを読んだ人が、そのページを通じて本を買ったり、チケットを購入、衣服を買う、または店に行くなどすると、そのバックマージンが入る
うー-ん
遊んで稼ぐってこれか――



コメント
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