チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

エリザベス女王の崩御

2022年09月20日 17時05分19秒 | 日記
歴史のある国は冠婚葬祭が美しい
不謹慎かもしれないが「弔い」は特にシンプルの中に荘厳さがある
テレビの中継を眺めていて「歴史ある国の荘厳さ」を感じた
昭和天皇がお亡くなりになったときも、日本の歴史の尊さを感じた

日本は君主をいただいてる国の中で元も古い国である
古いことがいいのではなく
そこに培われた歴史がその厚みを見せる

隣国も古い
国は古いけど歴史を断捨離したので、新しい国なっていて、世界に君臨した、唐の時代の荘厳さは消えている
もう一つ隣の国もそうだ、言葉も文字も変えてしまい、かの国の古い文化は日本が雅楽などいろんな形で引き継ぎ、その伝承を引き継ぎながらも、日本独自の文化に仕上げている

それぞれの国の在り方が興味深い

祭司長がキリスト曰く愛と優しさをもったうんぬんー-と英国を賛美していたが、その賛美のもとは女王であると
しかし
あれだけ奴隷制度を作り国を広げていったことについては、後ろめたさなどないのだろうか。など思いながら見ていた

人の命はみんな同じだと思うが
その日緒の置かれた立場によって「別れ方」もいろいろある

世界を制覇したい、自分の文化を押し付けたい、思う存分自分の意のままに世界を動かしたい。そいう権力欲ももうむなしい
大国が崩れていくいま、私達は自分のことをもっと大切に、まず一番に考えなければいけないなあと思いながらテレビ画面を見ていた

昨年ある方が「イギリスの女王が亡くなったとき、世界が一気に変わる」とおっしゃっていたが、その予言は当たる気がする

イイよ日本がしっかりしなくてはならない時代だ
コメント
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